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鹿児島のリーダーに何を託すのか

先日あった県知事選挙。史上最多の7人が立候補した激しい選挙戦を制したのは「無名」の新人だった。最終的に得票数の多かった3人のうち最も知名度は低い。何と言っても他の2人は現職と元職なのだから。

現職が有利と言われる知事選。しかも現職はまだ1期目、そんなに年齢が上なわけじゃない。とはいえ、7人も立候補してることからみて、現職への評価は痛いほど伝わってくるのだけど。

そして、鹿児島県民はその現職を「引きずり下ろす」ことに成功した。民主主義って意味あるんだ…。今回の県知事選で初めて、選挙の意味を実感できた気がする。

民意で未来を動かせるのだと。

4年前の選挙の際、「元職の4選目を阻止して新しい鹿児島を」というような文句で現職は当選した。閉鎖的、保守的な鹿児島で、新しい風が吹いたと思った。
政治に興味はなさそうに見えて、街ですれ違う大衆は皆新しい鹿児島の姿を求めていたのだと感じた。

そして今回。
「現職続行だけは嫌」私の周りではこんな声が多かった。
選挙結果を受けて自公推薦の現職が敗れたことで鹿児島という地方でも「安倍離れ」が進んでいるというよく分からないネット記事が出たが、県民の頭に安倍総理への思いなんて一片もなかった。遠く離れた都会のことなんてどうでもいい。目の前の、自分が生活している鹿児島をどうにかしなければ。それしかない。

むしろ、現職があれだけの票をとれたことに驚いた。まだ「根強い」のかなと思った。まあ、そもそも党内で意見が割れ、現職を推薦をするかギリギリまで迷われている有様だったのだけど。

「今でも前でもない」

そう言って戦った塩田氏が初当選した。7人の立候補者の中では1番若い。きっと彼が当選したのは他でもない、鹿児島県民が「新しい未来」を求めているからだ。
やはり県民が期待しているのは、変化なのだろう。
そのための1票。なんの根拠もない期待なのかもしれない。それでも大きな期待を持って入れられた票たちは何万という数になり、彼を当選に導いた。

閉鎖的・保守的だと言われる鹿児島がこうやって外に向かって扉を開こうとしている変化がとても大切な気がする。私のような20代で政治も経済も何も分からない若造が言ったところで感はあるのだけど。
若造からしたら、変化を受け入れる風通しのいい鹿児島なら住んでみたいと思うから。

これから4年間。
県民は前回の反省を踏まえて、より厳しい目で知事を見るだろう。自分たちが選んだ長でこの4年を棒に振ってしまったのだから。

選んだ責任を持ち、しっかりと見守っていこうと思う。

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93年生まれ。書き物、猫、尾道、ベトナムが好き。日本語講師。日常のなんでもないことをつれづれなるままに、書き散らしてます。
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