【検証】飽き性の僕が、1日1分のタイピング練習を3年間続けた結果
「小さなことからコツコツと」
大阪生まれ大阪育ちの僕はこの言葉を幼い頃からよく聞いていました。
(西川きよし師匠の名言)
ただ、飽き性の僕は昔から「急にやる気になって短期間で熱中し、数ヶ月後には辞めてしまう」という、ザ・飽き性の典型的なタイプでした。
社会人になってからもその癖は治ることはありませんでしたが、社会人歴が5、6年を超えるとある程度仕事や日常で日々繰り返しの中過ごしていくことが増えた為、1日少しずつでも成長を感じられるようになりたい、という思いが強く芽生えました。
「どうせなら仕事で役に立つことをしよう」と思った僕は、仕事柄デスクワークが多い為、文章作成の時間短縮に繋がるようタイピングの練習を行うことにしました。
タイピング練習に使ったソフト
タイピング練習には「e-typing」というサイトを使用しました。
e-typing
https://www.e-typing.ne.jp/
恐らく、タイピング練習用のサイトでは「寿司打」と並ぶ有名なサイトです。
こちらを選んだ理由はコンテンツの1つの「腕試しレベルチェック」が、だいたい1回1分程度で終了し、結果が細かく表示される為、継続と振り返りにちょうど良いなと判断した為です。
また、「入力時にどの指で押すことが推奨か」ということがわかるからで、独自のタイピング方法の矯正になれば、という思いもありました。
設定した目標やルール
目標
毎日続ける(仕事の日のお昼休みを1分使用)
ルール
タイピング練習は基本やり直しは禁止、良い結果が出るまで粘らないこと
タイピング練習は1日1回にし、出たスコアを記録し、反省点などは普段の業務のタイピングで意識して改善を図る
主とする目標は継続力を身につけることなので、基本仕事の日である平日のお昼休みを活用し、1日1分続けることにしました。
タイピングのスピードアップについては副産物として上がれば嬉しいね、くらいの感覚でやることにしました。
※負けず嫌いな性格なので、スピードアップを主の目標にすると1日に何度も繰り返して行ってしまい、途中で時間が取れなくなったりすると挫折してしまう恐れがあった為
最高得点について
まずは、e-typingの「腕試しレベルチェック」で私が出した最高得点のがキャプチャがこちらです。
データの見方
いくつかの項目に分かれますが、大きな指標となる「スコア」について説明します。
・スコア
→e-typing独自で算出される。おそらく入力文字数やミス入力数によりスコアが変動する模様。
e-typingの公式サイトでは「209以上のスコア 」で一般的なオフィスワークには困ることがないレベルと表現されており、300点以上はスコアが「????」となっており詳しく表記されておりません。
じゃあめちゃくちゃ早いんじゃないの?と思われるかもしれませんが「世の中、上には上がいる」とはまさにこのことで、ネット検索をかけると、2chで投稿されたと言われるスコアに関する説明の表がありました。
※文章が長くなる為、一部割愛しています。
これを見ると、僕の最高スコアでも「タイパー中級者」と呼ばれる分類であり、中には1,000点を超える人もいるようです。
※私が今まで練習した中で一番低いスコアは「222」で、一番高いスコアが「415」なので、あと600点以上伸びる必要がある…とんでもない記録です。
※スコアの目安がわからない方は、1分程でスコアが確認出来るので是非e-typingの「腕試しレベルチェック」をお試しください。
3年間の記録と振り返りレポート
3年間のスコアの推移について
上図は毎月の最高スコアと最低スコア、そして練習した日数がグラフになっています。
青色のグラフは最高スコアで、緑がかった青色は最低スコア。
そしてグレーの背景が練習日数です。
これを見ると少しずつ数値が右肩上がりになっており、一定の効果が出ていることが分かります。
最高スコアについて
最高スコアは2023年の9月に出ており、400点以上を出した月が1回だけという結果に。また、2022年1月頃より380点近い最高スコアが出ていて、そこからは同じような結果を推移しています。
これを見ると最高スコアに関してはある程度今のやり方では伸び切っているのかな、とも感じます。
最低スコアについて
一方最低スコアについては最高スコアよりわかりやすく右肩上がりになっており、今でも上昇しつづけている数値ということが分かります。
これを見ると、苦手なキー(pや-)など初期配置から遠いキーの克服などにより、タイピングミスなどが減ることでタイピング全体にかかる時間を減らすことができていると感じています。
最高スコアが出続けると視覚的にも嬉しい気持ちになりますが、この振り返りのレポートを見て最低スコアが上がっていることが、「地力がついてきたんだな」と感じるきっかけになり、続けるモチベーションにもなりました。
集計方法について
自分の振り返り用に、独自の記録と独自レポートを作成しました。
▼参考
https://lookerstudio.google.com/s/qBROWIApM6o
結果の記録に関してはキャプチャを保存するためにNotionを使用し、Notionにその日のスコアとキャプチャを登録。
それをグラフなど視覚的に分かりやすくする為、Notion APIとGoogle App Scriptを使用しGoogleスプレッドシートに1日1回連携。
そのGoogleスプレッドシートの内容をルッカースタジオに自動連携し、Notionでデータを記入すれば翌日にはレポートに反映されるようにしました。
連携自体はとても簡単なので、今後ルッカースタジオの共有や連携方法について興味がある方がいらっしゃいましたら投稿しようと思います。
結論
効果を実感したのは3ヶ月頃くらい
最高速よりも最低速(ベース)の速度に大きく効果があった
最高速に関してはある程度頭打ちするタイミングがくる
総じて、続けていて良かったなと感じる効果が得られました。
また、記録した数値を振り返り、「始めた時よりも早くなってるな〜」という実感がありモチベーションにも繋がりました。
なので、毎日ではなくても今後も定期的に続けていくつもりです。
ある程度続けることが出来たので、今後は「最高速度を目標」に設定してそこに向けて取り組むのもいいかもしれないですね。
総じて感じたこととしては、1日1回1分という短い時間でも長い目で見れば成長できていると実感できたことです。
「小さなことからコツコツと」
飽き性の皆様も、1日1分、何か始めて見ませんか?
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