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お母さんがしてくれたこと。

予定日まであとわずかとなりました。お腹もさらに大きくなり、横になることも増えてきました。寝そべっていると、ふと、小さな頃にお母さんがしてくれたことや、お母さんにしてしまったことなどを思い出しています。

私は幼稚園児の頃、風邪で早退するのが好きだった。
お母さんが、迎えにきてくれて、家で看病してくれるから。いつもの寝床じゃない、リビングに布団を敷いて、氷枕を作ってくれて、そこでゴロンとなれる。氷が溶けるたびに、母が氷枕を作り直してくれたり、熱は下がったか気にしてくれたり、何を食べたいか聞いてくれる。
基本的には風邪の時は、おかゆだったけど、ある時母が、「今日はホットミルクパンにする?」みたいな感じで(メニューの名前は売る覚え)それは何かと聞いたら、牛乳をあっためたものにパンを浸して食べるんだと教えてくれて、そんな食べ方したことがなくて美味しそうと思ったので「ホットミルクパンにする!」とお願いして、出してもらったら、予想外にまずくて(私は好きじゃなくて)、いつものおかゆが100倍うまい!と思ったけど、私がお願いして作ってもらったんだから、その時はまずいとか言わないで、我慢して食べたか残したのを覚えている。それ以来、ホットミルクパンをお願いしたことはなかったので、母は気づいていたのだろうか・・・笑

小学生の時は、学校帰りに友達とセブンイレブンで買ったお惣菜を文化センターで食べるというのが流行っていた。私は、鶏五目のおにぎりにハマっており、それを知った母が、ある日、家の晩御飯で鶏五目の炊き込みご飯を作ってくれていた。
母と母のママ友と私が車で帰っている時、そのことを聞いた私。ママ友が「唯ちゃんの好きな鶏五目を作ってくれたなんてお母さんやさしいねー」と、私は「でも、セブンイレブンの鶏五目が美味しいんだよ」なんて言っちゃったから、母は「じゃあ、ゆいは食べなくていいよ」と言って、【あ!怒らせちゃった!いらんこと言っちゃった!】って思ったのも覚えてる。母は覚えてるだろうか・・・笑

それから最近わたしが、街のお惣菜屋さんで、何かが売り切れそうな直前とか、前の人に全部頼まれてなくなってしまった直後に、私の注文する番がきて、後ろの人や横の人からの圧が強い状況の中、注文を焦るという状況があった時も母のことを思い出した。

昔、私の母は、札幌のデパートにあるおにぎり屋さんで混雑してる中、ラストのマグロの巻物などを、ぱーーっと迷わずに頼んで、その注文の滑らかさに隣のひとがビックリした顔で母を見つめてたのを覚えてる。母はその後、笑ってた。

まだまだ、こういった些細な出来事を考えると思い出すのだと思う。

そんな母は、私が出産をしたら、生活を助けに、東京まできてくれる。わたしが、里帰り出産ではなくこっちで産むことを決めたので、母が北海道から来てくれることになった。

本当に心強く、ありがたい。
世の中はこんな状況であるのに、母を大変な環境によんでしまう。でも母は、東京にくることを全然怖くないって言ってくれた。

産後の生活も含めて、私は、改めて自分の母の偉大さを感じながら、子供を見つめ、自分も母になったのだということを感じていくのだと思う。

-今日のお写真-
いつも自分の大切な節目のときに写真を撮ってきていただいた木村和敬さんに家族写真を撮っていただいた一枚です。

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