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プロの仕事だけにこだわると実は危険かもというお話

おはようございます。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■大変ありがたいことに、


 この4月から、
 多くの新規の顧問のお客様との
 ご縁をいただくことになりました。

 その新規のご契約のルートとしては、
 全てが『紹介』によりご縁が繋がったもの。

 顧問のお客様からのご紹介をはじめ、
 久しぶりのご連絡により
 ご縁を繋いでくださった
 といったことなど、
 いろいろな紹介のルートなのですが、

 このように紹介をしていただける
 ということは
 本当に嬉しい気持ちになるものですね。

 実際のところ、
 ホームページからの問い合わせ
 というものは滅多になく(汗)、

 私は開業して
 4年目に入っているのですが、

 ダイレクトにホームページをご覧になって
 お問い合わせをいただいたことは
 1回だけしかない状況…

 そして大変ありがたいことに

 その唯一1回のご連絡から
 実際にお会いする中で、
 顧問契約としてのご縁に繋がった

 ということがありました。

 今日はそんなことから
 お話を続けていくことにいたします。


■そのホームページよりお問い合わせを
 いただいた方と


 最初にお会いしてお話をしていく中で、
 面会の決め手となったのが、

 『私の笑っている顔が
 ホームページに載っていた』

 ということだったそうです。

 その方がおっしゃるには、

 「税理士は話がしにくいイメージが強く、
 相談しても怒られたりするのではないか」

 と不安に感じていたとのこと。

 そういった不安な気持ちで
 いろいろな税理士のホームページを
 ご覧になっていたそうなのですが、

 私のそういった
 笑っている写真を見たところで、

 「こんな税理士だったら
 いろいろと安心して
 お話ができるのではないか」

 と思ったとのことでした(^^)。


■これが今日のお話のポイント。


 税理士は税金の専門家ではあるのですが、

 真に未来のお客様が期待しているのは、
 その『税務の専門家』としての腕前のことは
 当然なのですが、

 その前に

 【どんな人なのか】

 といったことが気になっているような
 感じなんですよね。

 その業界の専門家として
 仕事をしていると、

 買い求めていただく側の気持ちとして、

 「そういった専門家としての
 プロの仕事をしてもらえば良い」

 といったことを考えると思うのですが、

 【それは正解であって、同時に誤りでもある】

 ということが少なからずあります。

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 結局のところ、
 その専門性に秀でていたとしても、

 その人柄であったり、
 お話のしやすさであったり、
 柔和な表情であったり、
 相手を思いやるような言動であったり…

 そういった

 【人としての信頼度合い】

 を感じることができる状況でないと、

 一般的に我々微粒子企業としては、
 たとえその道のプロと言えども、
 仕事をしていくのが厳しくなっていく
 のではないかと感じているところ。


■私自身は、


 飲食店で好きなお店があるのですが、

 それは料理が美味しいのは
 もちろんのこと、

 いえ、料理が美味しいという前に、

 そのオーナーさんの人柄であったり、
 お話のしやすさであったり、
 料理に対する想いであったり…

 そういった人柄に触れるために
 飲食店に行って飲食をする

 という状況が多いように感じています。
 (実際料理はおいしいのですが、
 もしかすると料理の美味しさは
 実は二の次なのかも^^)


■今日は


 私自身の税理士として感じていることを
 はじめとして、
 飲食店においてのそういった人柄について
 述べてきたわけではありますが、

 これはどんな業界においても
 共通することではないでしょうか。

 結局のところ、

 買い求めていただくのは、
 『商品』や『サービス』
 というわけではなく、

 【その人から商品やサービスを買いたいか】

 ということなのではないかと思うんです。

 それを見ずして、
 低価格の方向に進んでいったり、
 見当違いなマーケティングに
 出て行ったとしても、

 それは実は大企業の土俵に乗るものであり、
 とてもではないけど勝負にならない

 というケースが
 少なからず見受けられます。

 我々微粒子企業には
 微粒子企業なりの戦い方があるわけで、

 そのベースとなるのは
 もしかするとこういった

 【人と人との繋がり】

 なのかもしれません。

 何はともあれ、そういった
 人と人との繋がりを通じて
 ご紹介をいただけるというのは
 本当に嬉しいものです。

 しっかりと、
 業態が大きくなったとしても、
 こういったベースの気持ちは忘れずに、
 その経営を進めていきたいものですね(^^)。


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《本日の微粒子企業の心構え》


・その商品やサービスを買い求めていただく
 相手の立場に立って考えると、
 意外とその『専門性』というよりはむしろ、
 その【人柄】に重点をおいて
 商品やサービスが選ばれている
 ということが少なからずあるもの
 と心得ておくべし。


・結局のところ、
 低価格での戦略や、効率化ばかりを
 求めてしまう経営方針では、
 大企業の土俵に乗ってしまう
 ということになってしまい、

 我々微粒子企業の戦い方から
 大きくそれてしまっている
 ということが考えられるため、

 【本当にその方針が
 真のお客様のニーズであるかどうか】

 ということを常に考え続けて
 いきたいものである。


今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。


これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^

https://muratax.com/blog/

起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹

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