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人手を増やす前にまず考えるべきこと

おはようございます。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■火曜日に


 新事務所が引き渡しとなり、

 荷物の搬入も一段落つき、

 ようやく通常業務に
 戻ることができています。

 今回の新規の事務所移転は、

 スタッフの増員を考えてのもの
 だったのですが、

 結果として、

 現在において
 スタッフは増員しておらず…

 何とも本末転倒な
 状態なのですが、

 それはそれでよかったのかな

 とも思っているところ。

■と言うのも、


 私自身が

 『生活のメリハリがついている』

 という状況で、

 やはり

 自宅と違い
 広い環境での仕事は、

 結構進むもの。


 その上、

 道路沿いにあるため、

 通りすがりの人が
 事務所の中を見る

 という環境にも恵まれ(笑)、

 『衆人環視』

 としての意味合いで、

 どうしても仕事を
 頑張らざるを得ない
 (いつもがんばっているけどさらに(汗))

 という状況。
 


■事務所移転については


 そんな感覚なのですが、

 新規の事務所を検討しだす位の
 タイミングから、

 スタッフとのミーティングが
 だんだんと活発化してきています。


 これまでは

 私が一人ひとりのスタッフと
 マンツーマンで打ち合わせをし、

 その事務作業や、

 顧問先の会計処理の方法などを
 打ち合わせていたのですが、

 ここ最近は、

 全員で情報をシェアし、

 みんなで意見を出し合って
 進めている

 という状況。


 これがすごく良いことで、

 スタッフ一人ひとり

 みんなそれぞれ

 性格や仕事をするペース、
 仕事上で(本人が)気になる点

 など、価値観を含めて様々なのですが、

 それぞれのスタッフの個性が、
 極めて際立っている状況なのです。
 


■これは、


 スイカに塩をかけると
 その甘さが引き立つが如く、

 一人ひとりの存在が
 事務所の中においては、

 それぞれのスパイスとなっており、

 全員が
 それぞれの魅力を

 最大限に引き出しているような
 感覚なのです。


 そんなことに気が付いた
 ここ最近なのですが、

 ここに

 大きな経営のヒントが
 隠されているように感じています。


 これまでは

 上述したように、

 スタッフの増員に備えて
 事務所の増床を試みたわけですが、

 それよりも何よりも、

 まずは

 【スタッフ一人ひとりの
 ベースの力の底上げをしていく】

 ということが先決ではないか

 と思い出したところなのです。

■結局のところ、


 スタッフ一人ひとりが

 仕事に対する理解力も
 中途半端のまま

 その仕事を
 そつなくこなしていたとしても、

 そのスタッフは
 本当に仕事が楽しいのだろうか

 と考えたときに、

 必ずしもそれは「イエス」
 とは言えないのではないか

 と思うわけです。


 「給料をもらえたら
 それでオッケー♪」

 というスタッフは
 (ありがたいことに)
 一人もおらず、

 本当にみんな一人ひとりが
 それぞれに

 事務所の運営や、
 顧問のお客様のことを考えており、

 どうやったら
 もっと良い方向に持っていけるか

 ということを

 みんなでシェアし合いながら、
 議論が活発に進んでいる

 という状況。


 こんなスタッフたちなので、

 まずは

 【スタッフのベースの力の
 底上げをしたい】

 という気持ちが
 強くなってきたのです。

■結局のところ、


 顧問のお客様をはじめ、
 
 周りの方々の幸せに
 寄与するためには、

 まずは自分たち
 一人ひとりが

 それぞれ本当に

 『幸せ』な状態を
 作らないといけない。


 そう考えると、

 スタッフ一人ひとりにとっても、

 それぞれこの仕事に対する
 ベースの力を

 最大限引き上げることで、

 そこに自尊心も生まれ、

 顧問のお客様に対する
 愛もさらに深まり、

 やる気も上がり、

 そのことが最終的に、

 スタッフ一人ひとりの
 幸せに繋がるのではないか

 と思っている次第。


 そのスタッフの『幸せ』が

 やがて顧問のお客様にも伝播し、

 そして、

 やがて来るであろう
 新規のスタッフにも

 それが伝わっていき、

 そういった波動が
 結果として

 『みんなの幸せ』に
 繋がっていくのではないか

 と思っているところなのです。

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■そのようなことから、


 最近、

 『税務会計処理についての
 研修システム』

 を導入しました。

 毎月の定期的な出費には
 繋がるのですが、

 スタッフの能力の
 ベースアップに繋がれば良いな

 と思っているところ。


 スタッフはもちろんのこと、

 我々の人生は
 一回きりですので、

 精一杯その人生の中で
 仕事もですが、それ以前に
 人として身に付けるべき力を

 少しでも多く
 体得してもらいたいな

 という気持ちです。

■と言うわけで、


 まずは

 【スタッフ全員で力をつけ、
 みんなで幸せになっていくこと】。

 そんなことから、

 私たちの新規の事務所を
 発展させていきたいな

 と思っている次第。


 経営をしていると、

 いろいろな動きをしていく中で、

 その動いた分だけ
 本当に多くの

 【気付き】

 を得ることができます。

 こういった点も
 経営の醍醐味なのでしょうね(^^)。


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《本日の微粒子企業の心構え》


・結局のところ、
 お客様を幸せにしようとするためには、
 自分自身が【圧倒的に幸せ】でないと
 いけないのではないか。

 その圧倒的な幸せが
 自然と周りの方に伝播していき、

 それが最終的に【お客様に対する幸せ】
 に貢献するものである。


・雇用においてもそれは同じで、
 【スタッフ一人ひとりが
 最高に幸せな状態】になることで、

 経営の状況も望ましい方向に
 向かっていくように感じる。

 経営者として、
 スタッフ一人ひとりの人生に
 しっかりと【伴走】しながら、
 その経営を考えていきたいものである。


今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。


これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^

https://muratax.com/blog/

起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹

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