「もしお金がなくなったとしたら?」ということから考える経営
おはようございます。
【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。
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■「まんじゅう半分あげるから、
そのキウイを三つちょうだい」。
我が家の日常会話の一コマ。
三姉妹はみんな食いしん坊ですので、
どうしても食べ物のことになると
いさかいが絶えません(汗)…
そこで最近三人の話し合いの中で
よく耳にするのが、
上述したような、
『交換すること』について。
場合によっては、
それぞれが好きなもの
嫌いなものがありますので、
それを交換することにより、
お互いにハッピーになろう
というような考えなんでしょうね(^^)。
■さて、
先日顧問のお客様と
お話ししていたのですが、
これに近いような考え方でしたので、
すごく面白いなと思い、
今日の記事にそのことをシェアさせて
いただきたいと思います。
どういったお話かと言えば、
その方が提供する商品やサービスを
他の方に購入していただくのが
通常なのですが、
その商品やサービスを
提供するのと引き換えに、
そのもう一方の方が持っている
商品やサービスなどを提供してもらう。
そうすることにより、
お互いに代金の授受は生まれず、
お金がいらなくなりますよね、
といったようなお話でした。
それは本当にその通りだな
と思うのとともに、
私自身も、今後の経済の行く先に
不安を覚える中で、
同じようなことを考えていたので
すごく共感するような内容でした。
■『経済が立ち行かなくなる状況』
というのは、すなわち
【お金の価値がなくなってしまう】
ということにも繋がりかねません。
そうなると、
どんなにお金を持っていたとしても、
そのお金が使えないという状況…
そうなると、
【人と人との繋がり】
こそが何より大切になってくる
のではないかと思います。
たとえ多くのお金を持っていたとしても、
そういった人間関係が希薄である状況
だとしたら、
万一そのような
経済状況になったとしたときに、
逆にそういった人たちの方が
窮地に追い込まれるように思うわけです。
逆に、全くお金を持っていなくても、
そういった人と人との繋がりが強固で、
信頼しあえる関係が強ければ強いほど、
その人たちとの物々交換や
サービスの提供をし合い、
そういった形でお互いに協力する中で
日々の生活ができていくようになる
のかもしれません。
■結局のところ
『現金』というものは、
【単なるモノやサービスの
交換手段に過ぎない】
ということ。
これがなくなるということは、
言い方を変えれば、
『単に交換手段がなくなる』
というだけで、
そのモノやサービスの交換に
介在していた現金が消える
ということに過ぎないわけで、
ダイレクトなモノやサービスの交換
になるということ。
私個人としては、
将来的にこのような状況に近い環境が
生まれるような気がしてなりません。
そのようなことから考えると、
経営においても、
たとえ自分の利益だけを考え、
お金儲けをしていたとしても、
それは周りの人の利益や幸せを
度外視したものであればあるほど、
その人と人との繋がりは
希薄になっていき、
または欠損していき、
将来的に結果として
大きな損害を被ることが
考えられるのではないでしょうか。
しっかりと、
経営において
利益が上がっている状況にこそ、
こういった点を見つめなおし、
人と人との繋がりをしっかりと
大切にした経営をしていくのが、
これからの経済状況においては
ベストなのかもしれません。
■今日は、
我が家の三人娘の会話と、
顧問のお客様からお話しいただいた内容が
妙に繋がったので、
そこから感じた内容についてシェアさせて
いただきました(^^)。
何はともあれ、
しっかりと正確に経営の未来を見据え、
経営の進むべき道を
考えていくようにしましょう。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・結局のところ、
『現金は単なる価値の交換手段』
に過ぎないものであり、
【その交換手段である
現金が失われた場合どのようになるか】
ということを将来的に考えていた方が
良いかもしれない。
・その交換手段である現金が
なくなったとしたら、
そこからモノやサービスの
ダイレクトな交換がスタートする。
そこで最も重要になってくるのが
【人と人との繋がり】
であり
【信頼性】
である。
しっかりと、
将来こういった状況になり得ることが
少しでも想定されるのであれば、
今のうちから、
人と人との繋がりについて意識的に考え、
その経営の進むべき方向を
思索していきたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^
起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹