【巡航速度での経営】は逆に危険をはらむもの
おはようございます。
【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。
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■昨日に引き続き
筋トレのお話からのスタートで
申し訳ないのですが…(笑)
数週間も筋トレを続けていると、
同じ筋トレのメニューでは
だんだんと疲れなくなってきます。
それはもちろん
『筋肉が付いてきた』
ということなのですが、
その段階まで達すると、
より負荷をかけないと
さらなる筋肉の増加は見込まれず、
【何ら変化のない状態】
になってしまうようです。
しっかりと
【その段階に応じた負荷をかけながら
筋トレは進めていくべき】
ということなんですよね。
■私の税理士業務においても、
これと同じようなことが言えます。
どういうことかと言えば、
税理士の業務は
通常毎月の顧問契約に基づいて
会計帳簿を作ったり、決算を組んだり
申告書を作ったり…
また、税務相談に乗らせていただいたり
というような、ある意味
【ルーティン業務】
であることが大半です。
このような
ルーティン業務をこなしていると、
そのルーティン業務に関する
専門知識も付いていくのですが、
一定の段階に達すると、
それは『当然の状態』となってしまい、
毎日同じリズムで淡々粛々と
仕事をしていくことができるようになります。
■これはこれで
良いように感じるのですが、
その後の経営と人生において
のことを考えた際、
【これはいかがなものか】
と私は思ってしまうわけです。
と言うのも、
その時代の流れとともに
経営も当然に変化変容していく必要が
あるわけで、
ただ過去と同じことを
繰り返しているようでは、
経営の成長は見込めませんし、
何より人生が堕落してしまうように
思えてなりません。
(あくまでも私見です)
■そのようなことから考えると、
筋トレで
とある段階に一定の負荷を加える
必要があるが如く、
経営においても同じくしっかりとした
『負荷』を加えないといけないのでは
ないでしょうか。
どのように負荷を加えるのかと言えば、
(現在はコロナ禍で
難しくはあるかもしれませんが)
会合に参加したり、交流会に参加したり、
また、セミナーに参加したり
書籍に触れてみたり…
いろいろなことがあるかと思います。
■その中でも大切なのが、
自分にとって何ら負担のない場に身を置く
というよりも、
【自分よりもワンステップ高い
状況にあるものを取り入れる】
ということ。
結局のところ、自分と同レベルの
外部の環境を取り入れたとしても、
それは結果として同じレベルで
筋肉を動かしているに過ぎず、
【その延長線上に成長はない】
ということが大半です。
そうではなく、
【ワンステップ上のものを取り入れる
ことにより、それが適度な負荷となり
成長に繋がっていく】
というもの。
■スタートアップから
3年を迎えた今の私と同じように、
一定の年数経営を続けていくと、
そのような経営に対しての
変化変容をすることなく、
巡航速度で経営を継続している状況が
もしかするとあるのではないでしょうか。
しっかりとそんなタイミングにこそ、
【経営においての負荷】
をかけ、それをバネにして
経営と人生において、大きな跳躍を
していきたいものです。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・経営を長年続けていると、
経営の仕方に慣れていくものであり
その結果、【一定の巡航速度】で
進むことができるようになる。
・巡航速度で進むことができる
ということは、何ら負担がなく、
その状況自体は楽に感じるものの、
その後の経営や、
人生の成長を考えた際には、
やはり時代の流れに応じて
【適度に変化変容していくべき】
ではないだろうか。
・そのようなことから考えると、
しっかりと安定した時期だからこそ
【一定の負荷をかけ、
よりステップアップすること】
を目指しつつ、
日々微差の変化を積み重ねながら
意識的に自ら波を立て、苦難はありながらも
その波に乗りこなす努力を重ねるべく
経営の舵取りをしていきたいものである。
今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^
起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹
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