サークル・シーズーなでなで(タンさん)の「響け!ユーフォニアム」吉川優子&中川夏紀ファンブック「リピート!」レビュー「微に入り細に入り…意匠を凝らした宝石箱の中に…珠玉の宝石が鎮座ましましているが如き御本と言えるのです…。」
タンさんの…「ユーフォ」の御本の3冊目のレビューめいたものを
書かせていただく大光栄に浴しておきながら…
僕が本書「リピート!」を拝読させていただいて最初に思ったのは…
「そんなバカなァァァァァァ!!!!!」
という…「絶叫」であったと先ず告白しておきたいのです…。
僕は…「本」と言うものは…
「中身が読めればそれでいい」「装丁など邪魔!」
位に思っていたのですが…。
脳内タンさん「そんなワケないでしょう…?」
「『本』と言うのは…想いの結晶…宝石なのであるから…」
「『装丁』は言わば宝石箱…」
「その宝石箱に…」
「微に入り細に入り…」
「意匠を凝らすのは…」
「当然でしょう…?」
と脳内タンさんに己が不見識をたしなめられるが如き…装丁の凝りよう…。
千代紙で折り紙を丁寧に折って行くが如き…精ッ密ッの極みッ!
一体…一体何が…タンさんにここまでさせるんや…。
バカな…バカなブチャラティ…バカなァァァァァ!
とミスタと化して絶叫してしまった次第です…。
「リピート!」は吉川優子&中川夏紀の甘々な日々を描く…
「スペシャリティ」
「なんですか、これ」
「なかよくしなよ」
の3本から成り立つ…「サザエさん」リスペクトな構成…。
「スペシャリティ」と言えば…
文化祭の模擬店でウェイトレス姿の中川が…
吉川に大変な量のスイーツを振る舞ったエピソードが底本にあり…
「高校卒業して胃が小さくなったアンタには…」
「もうこのスイーツは食えないでしょう…?」
と中川に煽られた煽り耐性ゼロの吉川が…
再びスイーツを完食する話…
「ドカ食いダイスキ吉川さん」
を堪能出来る一遍。
「なんですか、これ」は…
ふたりが仲良く入浴するだけの…
まッさッにッ「なんですか、これ」な一遍。
だがそれがいいッ!
「なかよくしなよ」は…
吉川が3年前の16歳の姿となり…
16歳当時の悩みを…19歳の中川に打ち明ける話…
誠に不躾ながら…
中川「よーしよしよしよしよしよし…」
と吉川をナデナデする模様を拝見しながら…
僕は…
ジョジョの奇妙な冒険第5部で…
チョコラータ先生がセッコを…
「よーしよしよしよしよしよし…」と…
ナデナデする姿を連想しておりました…
中川が…吉川に…ごほーびに角砂糖を投げてあげれば最高でしたのに…
中川「ちゃんと手を使わず…」
「クチでキャッチするんだよ…優子…」
オマケ漫画の…
中川「ちょっと老けた…?」
が最高でした…。
そりゃあ…
高校生から見たら大学生は…アレだよねえ…。
本当にもう…
意匠を凝らした宝石箱に…
珠玉の宝石が鎮座しているかの如き…
素晴らしい御本でした…
だのに…酷い酷い酷いレビューを書いてしまい…
深く反省する今日この頃なのです…。