DV/浮気/婚約破棄をされてわかったこと~婚約破棄後編~

前編を読んでからこの記事をお読みください。

彼が家に来ることはなく
何度も電話をかけたのに出ることはなかった。
私は夕方から仕事だったし
その日は家に誰もいなかったので彼の母に電話をかけた。

彼の母「どうしたの？」
私「もう知ってると思いますが別れることになってまして
彼が今日家に来て最後に話し合う予定だったのですが来なくて、、、」
と話していると
彼の母「え？何も聞いてないよ？別れるの？」

私はびっくりした。
彼は私に
「親にはもう話してあるから連絡しないでいいよ」
と言われていたから挨拶もできないままでいた。

私は言った。
「寝ているなら彼を起こしてほしいです」と、、、
そしたら言いにくそうに

「ごめんね、、、〇〇ちゃん。言っていいのかわからないけど
あの子昨日の夜〇〇ちゃんと遊んでくるってバイト終わって帰ってきて
すぐに出て行ったよ。だから家にはいないよ」

彼は最後の最後まで嘘をついていた。

彼に鬼電をした。
親から電話が入ったのか焦った声で出て。
もう夕方になるのに静かな場所で
「ごめん、寝てた」と言う彼
「どこで寝てるの？」と聞く私
そして「家だよ」と答える彼、、、

親からは電話は行ってないんだろうなと確信した。

「家じゃないよね？さっきお母さんに電話したけど
いないって言ってたよ」と全部話した。

すると「バイト先の女の子とホテルにいる、、、」と
アホみたいな答えが返ってきた。

その女の子と浮気をしていたらしい。
私が帰りが遅く怪しんでいたあの時からずっと、、、

言い訳は
「私の相談をその子にしていた。やましいことはない。
ホテルにいるけど何もしていない」
何もしていないわけがない。
マッチングアプリで関係を持ったり
そう言うお店に通っていたのに女の子と2人でホテルに行って
何もないわけがない。

後から知った話によると
もうこの時2人は付き合っていた。
女の子は私の存在も知っていたし婚約していることも知っていた。

2人とも最低だ。
その瞬間全部がどうでも良くなった。
全部が時間の無駄だったと思うようになった。

「もう話すことはないから連絡も何もしてこないで」
そう言ったのにまさかの「嫌だ」と
もう意味がわからなすぎる。

私は彼女、そして婚約相手という立場から
キープに転落してしまっていた。

そしてその数ヶ月後にその女は妊娠し結婚した。

友達伝いで聞いた話だった。

もう何年も前の話なのに
未だに男の人が怖くなった。
男の人だけでなく人間全員のことが信じられない。

信じたいのに信じられない。

こんなに悲しいことはないと思う。

それから男性経験はゼロになった。
もちろん結婚願望もないし恋愛する気も全くない。

今まで数えられないほどのトラウマ（ブログに書いてありますので気になる方は是非）
を抱えてきたが
このトラウマが1番ひどいトラウマになった。

「人のものを奪った人はいつか今度は奪われる側になるよ」

と友達に言われその言葉に救われた。

訴えることもできたが
私にその気力は残っていなかった。

何故だかわからないけどその女からは
毎日のように脅迫DMが届き、SNSも全て監視されていた。

それも訴えることはできたが
でもただ1つ
「生まれてくる子に罪はないから」と言い聞かせ
全て自分1人で背負いこみ人生最大級の下落を味わった。

未だに元通りにならない体。

正直辛い。
戻りたいとも思う。

けど心の傷は体の傷のように治らず
どんどん深くなっていったりもしてしまう。

これ以上私の傷が深くならないように
今は他人と一定の距離を保ちなるべく他人と関わらず
ひっそりと生活をしている。

人に対して何も期待しなくなり
何も求めなくなった私の人生は
楽しいようで本当はどこか物足りない。

だけど私のメンタルを保っていく為には
何よりも必要な事だ。