見えぬあなたへ
どれだけ一生懸命に目を凝らしても
人の目に見えるものには限界がある
と、思いたいのかもしれないし
本当にそうかもしれない
本当にそうだったら居るかもしれないから
やっぱり思いたいだけかも
あのときどんな気持ちだったの
何に触れていたの
最後に何を見たの 考えたの
さようならも言わせてもらえない私は
あなたをずるいと思えばいいのか
優しいと思えばいいのか
持てる五感のすべてから
無言の便りが返ってくる
なんて、いつまでも縋ってしまうのは
あなたにとって鬱陶しかったりして
それでは私が寂しすぎるから
せめて想うことはゆるしてね
…………………………
こちらも読んでみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?