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村嵜千草
2021年10月18日 11:21
心がきゅうと泣くような大手を広げて清々しいような目の眩むような果てなく心細いようなひょろりと一本 化粧の虚しいような山道をスキップしたいような土の匂いにとろけるようなつめたく突き放されるようなこびとのおどるようなしとどに袖の濡れるような体の表面に秋の真ん中の地球を感じて高い空を眺めながら
2021年10月14日 12:34
さよなら世界 ありがとわたし短いなんて知らないよ 十分すぎる長さだよありがと世界 さよならわたし溶けて溶けて溶けゆくの 土になる 水になる 大地へ還るありがと世界 おはようわたしなんて なんて 広すぎて なんて なんて 狭いのかしらおはよう世界 ありがとわたし眩しいだとか 気持ちいいだとか いったん忘れていいんだよ「揺れるカーテン 温かいスープの匂いふわふわのタオル