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本音を言っても嫌われることなんてないのだから。あとは勇気を持とう。

私は、はっきり意見を言うことを避ける傾向があります。

傷つきたくないし、争い事をしたくないし、
それならそんな人とは付き合わずに、共感能力の高い人たちと付き合いたいと思ってしまうからです。

でもそれって、すごく惜しいことをしているのかもしれない。


小学生のとき、仲が良かった3人で集まって、
お互いの『いいところ』と『直してほしいところ』を話し合ったことを、ふと思い出しました。

小学生1年生の頃からの仲良しで、毎日のように遊んでいた仲で、
もっと仲を深めたいから本音を言い合おうと、ある日の放課後に集まりました。

『直してほしいところ』を言われたときは、すごくショックを受けたことを覚えています。
自分の嫌な面を直接指摘されるのは辛いもの。
そして、友達に『直してほしいところ』を伝えるときも、すごく勇気が要りました。
嫌われたらどうしようと、怖くて伝え方に迷いました。

話し合った後はお互いに傷ついて、少し変な空気が流れて、みんなそれぞれに傷ついていることが感じとれました。
私はその日の夜にその時の話し合いの様子を振り返って、一つ一つを丁寧に受け入れようと努力しましたが、
思った以上にダメージは大きくて、なかなか寝つけませんでした。


でも、その友達とは今でもとても仲良しです。
すぎく信頼できるし、自然体でいられるし、大好きな存在です。

小さい頃から知っている仲だから、というのも理由の一つですが、
”言いたいことをぶつけあった”という経験が、私たちの関係を特別なものにしてくれたような気がするんです。


そのことをふと思い出して、
言いたいことを言うことから逃げてきた大人の私を反省しました。

言いたいことを言い合わないと、深い仲にはなれないし、
大切にすべき人を勝手に嫌いになって、疎遠になってしまっている可能性もある。

本当に仲良くすべき人は、本音を言ったところで嫌われることなんてないのだから、
私は本音を言う勇気を持ちたいと、そう思いました。

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