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「伝える」難しさ。

コミュニケーションって、本当に難しい・・・。

私は会話をしていて、なんとなくモヤモヤが残ることって結構あります。
「そういうリアクションして欲しかった訳じゃないんだけどなぁ・・・」とか、「『大丈夫だよ』って言葉がほしかったのになぁ」とか・・・。

自分が求めているものを返してもらえることって、滅多にない。


そういうときに、
「私が伝えたいことが伝わっていなかった・・・」と、反省させられます。

”言わなくても分かってくれるでしょう”という勝手な思い込みが言葉を省略させ、
相手が気持ちを汲み取ってくれることを期待して、
なんとなく会話を進めてしまうことで陥ってしまうミスコミュニケーション。


そして、そもそも、『相手と自分の会話の目的が違っている』ことも結構あって、
自分は「悩みを聞いてほしい」と思っているのに、相手は「解決してあげたい」と思っていたり、
自分は「ディスカッションがしたい」と思っているのに、相手は「正解を決めたい」と思っていたりして、
会話の終着点が違っているからいつまで経ってもゴールに辿り着かない。


文章としてのコミュニケーションもそうです。
こういったコラムのように、文章として人に何かを伝えるのって、会話以上に難しい。

文章としては短い言葉になってしまうけど、
その文章ができるまでには、文章には現されない様々な想いがあって、経緯があって、
でも、そのように考えた背景を省力して文章にしてしまって、
”なぜそう考えたのか”とか、”こういう人に伝えたい”とか、
少しのことが欠けるだけで伝わらない文章になってしまう。

筆者の一方的な、自己満足で完結する文章もあるけれど、
”これを伝えたい”という目的があって書く文章は、特に慎重にならなくてはいけない。


「伝わる」ということは、自分が思っているよりも何倍も難しいことを理解して、
『思いやりの気持ち』と『言葉の使い方』に十分注意しながらコミュニケーションを行なっていきたいと思います。

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