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【カメラはスマホ】【毎朝の散歩用】最低限のコストと装備で良い感じの4K動画を撮影しよう

iPhone15など、高機能なカメラを備えているスマホが出てきて、良いカメラ機材を揃えなくても手軽に動画撮影ができる世の中になったのですが、
一方で・・・最新スマホの値段を見てみると、決して「手軽に」購入できる感じではなくなってしまいました。

そこで、今日は【最低限のコストと装備でいい感じの4K動画を撮影しよう】と題して、旧モデルのスマホでも良い感じの動画制作ができるちょっとした機材ハックをご紹介いたします。

機材は人それぞれ、やりたいことや予算などによってだいぶ違ってくると思いますので、本題に入る前に、僕の場合の前提について整理しておこうと思います。

やりたいこと(僕が必要としていること)

用途は、毎朝の散歩のついでに撮影している動画制作用。
基本は音のみのアンビエント作品なのですが、最近は映像も一緒に収録することがあり、良い感じのビデオカメラがないかな(もしくはiPhone15に買い換えようかな)〜と思っていました。
ただ、そうなるとやはりそれなりの出費になるので、まずは手持ちの機材でなんとかやりくりしたい。
あと、基本は散歩のついでなので、できるだけ装備はミニマルにしたい。

ざっくりまとめますと、

  1. YouTubeで公開するための4K動画制作をしたい

  2. 手持ちの古いスマホを活用したい(カメラは新規購入しない)

  3. 肩が凝るので、できるだけ周辺機材は軽くしたい、少なくしたい(頭痛持ち)

  4. コストは抑えたいので、新規購入する機材は安く抑えたい

  5. 音質にはこだわりたい

↑ということになります。では、具体的な方法について紹介していきますね。

スマホカメラをバージョンアップさせる

まずカメラ。手持ちのiPhone(iPhone 12mini)を使います。
どうしても、最近の大きなサイズ感が気に入らなくてminiを愛用しているのですが、4K撮影はできるもののレンズの性能はいまいち・・・。そこで、外付けのレンズを購入してカスタムすることを思いつきました。

購入したのがこちら!

※訳あってamazonのリンクは貼りません

中華製のカメラレンズキットです。望遠レンズやマクロレンズなど様々なレンズが入って、4,000円弱で購入できました。
いざ撮影してみると、アダプターの一部がカメラレンズに被ってしまったり、レンズの歪み?があったりと一言で表現すると撮影した作品は「おもちゃっぽい」感じの仕上がりに。

購入したアマゾンのレビューでも同様のコメントがあって、まあその通りだなぁと思うのですが、僕はトイカメラっぽくて良いかなと感じて、そのまま半年くらい使っていました。

あと、外付けレンズにすることによって、スマホカメラでは表現できない「手前だけピントを合わせる」映像が撮影できたり、色合いがアナログっぽかったりして、その点も逆に新鮮で素直に楽しめました。

が、ある日、スマホとレンズをつなぐアダプターを落っことしてしまい紛失(汗)。仕方なく同じ商品を再度購入することにしました。

ところが、届いた新品を使ってみると装着直後にアダプターの付け根から「ボキッ」と折れてしまうという事態に。前に使っていたレンズはそんなことなかったのに・・・

・・・まあ、こんなこともあるよね、と思い即返品しました。

ただ、外付けレンズ自体は独特の良さ・手軽さを感じていたので、別のものを探して購入。その2代目がこちらです。

使ってみると、初代のような極端なトイカメラ感は薄らぎ、歪みも抑えられて良い感じでこれはこれでバランスが良い!また、軽量な点もとても良いです。ちなみにレンズは1種しか入っていないのでご承知おきを。

実際に使っている様子

軽さが命!カメラの三脚

カメラの問題がクリアになったので次は三脚です。
風景の映像を撮影したいのでブレずに撮影するための三脚は必須アイテム。
三脚はすでに自宅に色々あって、一番軽いものを使うことにしていました。
それが、妻が学生時代に使っていた、おそらく町田のヨドバシカメラで当時最安で売っていた三脚です。
・・・これがですね、素材のチープさはもちろん、細かな調整はできないしや微細なグラつきを抑える繊細な要素など一切ないんですが、とにかく軽いんです!!!
数値でお伝えすると重量わずか350g!

片手、指三本くらいでラクラク持てるライトボディ(アンド・チープ!)

肩がこってすぐに緊張性頭痛になってしまう私にとって、軽さは命。
ちょっとAmazonで調べてたらすぐに分かるかと思いますが、この手の形状の三脚で350gの重量のものはそうそうないはず。(そもそも軽すぎるとそれはそれで問題だし)

そういうわけで、機能的には難ありまくりなこの「町田ヨドバシ三脚」を使っていました。

ところがです、

経年劣化なのか(もう15年くらい前の代物)、私が酷使したからか、定かではありませんが、徐々に壊れていってしまいます。

徐々にポロポロ壊れていく

・・・そこでやはり、同じようなものが無いかと探した結果、楽天でほぼ同じようなものが販売されているのを見つけました。楽天ありがとう・・・!

↑こちらです。お値段なんと1,580円!安い!

町田ヨドバシ三脚と楽天三脚の比較

一応記念だと思って新旧の三脚を並べて撮影しておきました。

上:楽天三脚(新)
下:町田ヨドバシ三脚(旧)
中央が楽天三脚(新)

するとどうでしょう、樹脂成形の一部ディテールに多少の違いはあれど、全体的な印象はほぼ同じ。

左が楽天三脚(新)。輪切りレモンのようなレリーフがかわいい

実際に使ってみました。
すると、
素材のチープさはもちろん、細かな調整はできないし微細なグラつきを抑える繊細な要素など一切ない!
そして軽い!(重量も同じ350g)

まさに求めていた三脚です!

・・・というわけで、こうしてカメラを支える大事な要素、三脚が手に入りました。

音のこと(録音機材)

手持ちのスマホでも十分良い音は収録できると思うのですが、もし、外付けのマイクを別途用意できたら動画のクオリティが一気にアップします。

もともと環境音を録音するために機材を使っていたので、今回はそのまま活用します。機材はTASCAMのDR-07Xというハンディレコーダー。
入門機に位置づけられるレコーダーではありますが、高感度で音割れが少なく、手軽に高鮮明な録音ができる点が気に入っています。
これに風音などのノイズを抑えるためのモフモフ(ウィンドジャマー)を取り付けてよく収録しています。

収録の際はレコーダーにイヤホンを差して、周囲の音を聞きながら収録するのですが、普段耳で捉えられる音よりず〜っと広い範囲の音を高解像度で聴けるので、収録時間自体がとても心地よく気に入っています。

こんな感じで毎朝音を探して聴き入っています

こうしたハンディレコーダーの他に、スマホに直接差し込むレコーダーもありますので、こういうツールでカスタムしていくのもアリかもですね。

ちなみに、レコーダー用の三脚はこちらを使っています。

グリップ部分が3方向に分割、スタンドとして展開される
スタンド展開しない場合はこのようにコンパクトに使える


三脚、というか正確には自撮り棒のスタンド付きモデル。一番のポイントは伸ばしたときの全長です。
自撮り棒としては長く、目線の高さ(168cm)くらいまで伸びるので、かなり幅広く音を収集できます。当然、撮影の際にも便利。重さは300g程度と軽い!

まとめ【最低限のコストと装備でいい感じの4K動画を撮影しよう】

以上の機材を使い、毎朝の散歩で動画のための収録を行っています。
実際の展開の様子はこちら。

機材一式は小さなランニング用のバックパックにつめて、毎朝散歩して収録しています。

(↑機材は初期のものなのですが、雰囲気的にはだいたいこんな感じ)

普段使っているスマホをベースにした構成で、スマホやレコーダー以外は3,000円以下で購入できるものなので、多少雑に取り扱って壊れてしまってもまた買い替えれば良いや!という感じで使えます。

あと、チープな装備だからこそ、「トイカメラっぽい作品が撮れるな、楽し〜!」とか、「ちょっと穴を開けて改造してみよう」みたいな、創造性を高めてくれる点もあると思います。

ではでは、最後に僕が公開している多摩川のアンビエント作品をいくつかご紹介して終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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