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4.20 村のお話会

初参加の方4名、参加者7名で2時間たっぷり語らいました。
アメリカからの参加、フランスに40年住んでいた方の参加もあり、
ずいぶんと国際色豊かな会になりました。
ミライの村の可能性を広げるという意味で嬉しいです。

1.質問へのお答え
昨日ミライの村へ参加したばかりの方から2つ質問しました。

①村の定義は何ですか?
村の定義は現在ばちっと決まったものはない。

ひとまず、決まっているのは、
現段階で場所としては神戸市西区と三木市だけど、
場所というよりも、人の集まりの周囲にできるもので、
初期段階では広域的な活動できる範囲のこと。

縄文時代のっ人が行政単位なく、一定の生活圏を
少しずつ移動させながら暮らしていたイメージでいい。

②エコヴィレッジではないのですか?
エコヴィレッジではない。
結果的に現代人よりはエコな暮らしを志向する人が集待っている印象を受けるが、
「エコヴィレッジ的な価値観」を共有する人が集まるところにはするつもりがない。

それには理由があって、簡単に言うと
エコヴィレッジ的な価値観を持たない人、
エコヴィレッジ的な価値観を持つ人を両方包むような村であってほしい。
その間のグレーな人も含めて、
多様性のあるゆるやかな人の集まりを描いている。

カレーを作ろう!と言って、人を集めるのではなく、
集まった材料を見ながら村を構築する取り組みである。

その材料というものは人であり、現代の課題であったりする。
が、問題解決ではなく、創造的に作っていく。

2.外国の教育事情
・アメリカでは州によっては子どもが12歳以下で家に一人でいたら虐待。
・ホームスクーリングでは家で、保護者や集まりの人が内容作る。
・歩いての集団登校下校はなくて、スクールバス
・フランスではボードゲームをする家をよくみた。
・テレビゲームをするのは日本よりは少ない。
・ニュージーランドのニーズの把握は「興味」「熱中」

3.外国の事情
・フランスで食べた野菜は形や大きさいびつだが、昔の日本の野菜の味。
・日本のミツバの種をフランスに持って行ってプランター菜園した話。
・フランスでは英語を使うより、下手でいいからフランス語を使うと話し合いの中に入って認められる。下手でも意見を言えれば受け入れられる。
・日本人は一定の共通項のある集まりを作る傾向にあるが、海外はゆるやか。
→男子女子、老人と若者、ママ友、外国人日本人、自然向きな人そうでない人など

日本は共通項のある集まりを作る傾向があるということを聞いて村のことを想う。

村では多様性を大切にしたいとずっと言ってるけど、人の境目をこえた集まりにしたいというのは大いにある。

私はなんとなくこれまでマイノリティーな方とかかわったり、
境目で生きてきたように思う
大学から現代までかかわっているのが障がいのある方とその家族。
大学では留学生のベビーシッターをしていたこともある。
教師をしながら農あるくらしをしている。

この境目のないお付き合いは話題にあがった「心の豊かさ」とかかわっているように感じる。

個性職業や土地、人の共通項で区分けせず、「それぞれの個性」が尊重される人の集まりが私の思う多様性の一つ。

日本では窮屈に思っていた人が外国に行ったときに
「私が私のままでいいと思える」場所がその国だったと話していた。
「私が私のままでいいと思える」場所ってすてきだよね
と確認してお話会を終えました。

「私が私のままでいいと思える」を確保して、
可能性に向かって、個性を生かした1歩をすすめることができる。
村がそんな場所になりますように。


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