毛沢東

四川省成都に来た。
8:00からアシスタントたちとミーティング、
10:40からゼミ、
13:00にはバイトさんと経理や事務の仕事、
20:20のフライトにはめっちゃ余裕をもって成田空港についたのに、
すでに四川航空のカウンター外には長蛇の列。
カウンターには四川航空のスタッフすらいないうちから
カウンター外に長蛇の列。
16:40ごろ。

17:20にカウンター前に移動し始めるや、
なぜか小走りに。係の女性が
「ならべならべ、ダメダメダメ、横から入るな!」
20世紀の中国ならまだしも、
今では列を作るようになって久しいので、
懐かしい感じがした。

飛行機の中に入ると、やかましかった。
中国語で
「死ぬほどうるさい」
という言い回しがあるか、
まさにそれ。
おばちゃんやおっさんが好き好きにしゃべっている。
騒がしくて聞こえないから声が大きくなる。
さらにうるさくなって、さらに大声になる。

棚の中の他人の荷物を変形するほど押し込んでスペースを作り、
自分の荷物を入れ込む。
チェックインのときに重量オーバーで手持ちになった爆買い品に加え、
出国をすませたあとのデューティーフリーで買ったお土産で、
カートが必要なくらいに大荷物になっている。

なんともいえない食事が出て、室内灯が消えると静かになったが、
着陸するために明るくなったら、また始まった。
25:00(日本時間)。

空港をクルマでてしばらく走ると、成都の中心の広場にさしかかり、
毛沢東が右手を上げて迎えてくれた。