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自分たちでオンライン授業

久しぶりに集まってミーティングをした。
前回が2月22日だったから、ちょうど1ヶ月ぶり。
帰省したり旅行に行っていたりしたが、
ここのところはじっと自宅待機が続いていたので、
リアルに友人と話をするのを待ちかねていたかのように、
ミーティングのチェックインから、ものすごいことになっていた。

そして本題。オンライン授業の実施について。
大学の始業は4月20日以降、という発表の後、
まだいつからか決まっていない。

コロナがなければ、4月6日からスタートする予定だった。
しかし政府が、中国と韓国からの入国を禁止する決定をした直後の3月6日、
大学は始業を2週間遅くすることを決める。
早稲田大学は中国と韓国からの留学生が多い。
3月中に入国禁止措置が解除されて、
4月6日を目指して日本に戻ってくるとしても、
もしかすると2週間の隔離を言い渡されるかもしれない。
だとしたら、留学生たちのために始業を2週間後ろにずらす。
という判断だった。

それがここにきて、
どうやらゴールデンウィーク明けになるかもしれない、
というウワサがでてきた。
ターゲットは、5月11日。
スポーツ科学部が、学部のHPで「5月11日始業」と、
19日に発表。
え〜〜〜〜〜〜! とざわついた。
結局、スポ科は連休(もなにもずっと休んでいるからないんだけど)明けの23日に削除したが、もしそれがホントなら、
また一ヶ月以上遅くなってしまう、
ということは、お願いしていたゲスト講師の調整もあるし、
というよりなにより、そんなに休んでいられるか!
ということで、大学がどういう方針を取るかわからないけど、
自分たちとしては、予定通りに4月10日から、
オンラインで大隈塾をスタートしよう、
ということになった。

1年生が気の毒だ、という。
入学式はなくなった、
授業は1ヶ月遅くなる、
友だちはまだできていない。

努力して手に入れた大学生活だ。
その努力に報いてあげたい、ということもある。
そしてなにより、学生主役の大隈塾というのであれば、
自分たちで決めていい。
教室を使えなくても、
どこかの空間に集まることができなくても、
オンラインなら集まれるし、
講義もディスカッションも可能だ。

ということで、ミーティングは盛り上がること盛り上がること。
みんなこれ以上ないぐらい楽しそうに、企画を立てていた。

いいな〜、この雰囲気、と、わたしも嬉しくなった。

そして、学生主体の授業を最初に体験させてくれたのが、
立教大学のビジネスリーダーシッププログラム(BLP)で、
そのときの受け持った1年生たち21人が今日、卒業する。
この学生たちとの授業が、いまの大隈塾の基礎をつくった。
ありがとう。
卒業式はできないけれど、残念だけれども、
おめでとう、こころから。