見出し画像

「自分らしく」生きるその先にあるのは

『アウトプットのスイッチ』(水野学)を読んで、
マズローの欲求段階説、ひさしぶり〜と思った。

水野学さんは、くまモンをつくった人。

マズローの欲求段階説は大学の経営学や心理学で学び、
「人というのは5段階に発展しながら生きていく」

①生理的欲求:生存の欲求とも。もっとも原始的な、「生きたい」欲求。
②安全の欲求:できれば安全安心でいたい欲求。
③所属の欲求:みんなといっしょでありたい。みんなといっしょの物が欲しい。
④承認の欲求:認めて欲しい、ほめて欲しい。
⑤自己実現の欲求:自分らしく。

たしかにそうだよな、と思う。
赤ちゃんでおぎゃーと生まれる①から始まる。
そして、ウェルビーイング(Welbeing)、幸福につながる⑤。

ちなみに、「幸せの4因子」=こうすれば幸せになれる要素は、
①「ありがとう」 感謝の気持を持つ
②「やってみよう」 チャレンジする
③「なんとかなる」 前向きに
④「自分らしく」 ありのままに
である(前野隆司さん 慶應義塾大大学院学教授)。

マズローに戻ると、
マズローは晩年、第6段階を唱えていた。
それは、

⑥コミュニティ発展の欲求:誰かの役に立ちたい、社会の役に立ちたい。

いまの若い人たち、とくに大学生は
「誰かの役に立ちたい」
と思っている人が多い。
マズローで説明すると、得心する。

そしてわたし自身、まさにこうなってきた2023年。
いや、もっともっとこうありたいと思う。

『アウトプットのスイッチ』 水野学 朝日文庫 2016年