すごグル

「すごいグループワーク」のコツ

昨日の大隈塾「たくましい知性を鍛える」では、
「ファシリテーション入門 〜『すごいグループワーク』のコツ」
というワークショップを実施した。
講師は、立教大学経営学部リーダーシップ研究所の木村充先生。

ファシリテーションについては、
山田夏子さんからグラフィック・ファシリテーションを学んだ。
グラファシが、右脳に寄せたファシリテーションとすれば、
「すごいグループワーク」(すごグル)は、
左脳に寄せたファシリテーションといえる。

微笑ましかったのは、
木村先生のレクチャーが一区切りし、
ワークに移るとき、消灯していたホワイトボード上の明かりをつけた瞬間、
みんながグループでしゃべり始めたこと。
まずは「個人ワーク」という指定があったにもかかわらず、
いつもの慣れ、脊髄反射?
間違いなく大隈塾では、
「レクチャーあとで明かりがついたらグループワーク」
というパターンだ。
だからみんな、しゃべり始めた。
木村先生から注意されて気がつき、教室内爆笑。

もうひとつは、
レク→ワーク→レク→ワーク、という繰り返しだが、
レクチャーになると、とたんに眠くなる。
レクチャーは、いままで自分たちが自分たちなりに工夫してきた
グループワークを、理論的に裏付けしてくれていた。
だから、わたしにとってはものすごく興奮するレクだったが、
学生たちにとっては、「だからなに? so whtae?」だったのか?

フレームワークを教わったら、
いつもならスイスイ進められるワークも、
なんだかギクシャクして進まない。

でも、木村先生のレクチャーのおかげで、
大隈塾の受講生、一人ひとりが自分なりの
「ファシリテーション持論」を持てたはずだ。
レポートにその「持論」を書くように指定して置いたから、
締切明けの月曜日が楽しみだ。