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「共同養育社会」にしなきゃ

よ市と神子田の朝市に続き、盛岡シリーズ第3弾。
「2024議員のための政策課題研究講座」

これに参加するために盛岡にいってきたわけです。
盛岡いくんなら「よ市」も楽しみたいし、
なんなら一泊して「神子田の朝市」にもいきたいし、
神子田の朝市いくなら泊まりはゲストハウスの「ととと」だな、
となります。
さらになんなら美術館(「堀内誠一 絵の世界」)もいってきたので、
これは明日かいつか書くかも。

「2024議員のための政策課題研究講座」でのテーマのひとつに、
「人口ビジョン2100」があった。

この提言書は「人口戦略会議」(三村明夫議長……いま日経新聞の「私の履歴書」の人だね、元新日鉄の社長さん)が今年の1月に政府に提出したもの。

2100年はどんな社会になっているか、
というの描いて、そのためにいま、5年後、10年後にはどうなってなきゃいけないのか、
を提案している。
将来像を起点にしていることから「バックキャスティング・アプローチ」で、
現在を起点に積み上げている「フォアキャスティング・アプローチ」ではない、
ってところが目新しい。

そこでの将来像は、
「人口8,000万人、安定して、成長のある社会」
1950年ごろの人口規模。

そのために、3つの課題、がある。

①国民の意識の共有
→人口が減り続けるので「重大な事態」が起きる、ということをみんなで意識して、それを自分ごと化する
②若者、特に女性の最重要視
→その延長線上に、
③「共同養育社会」を目指す
→母親一人が子育てを担うのではなく、父親はもちろん家族や地域が共同で参加すること(「共同養育」)が重要

今日の新聞(昨日のニュース)で、
少子化対策、子育て支援の財源として、
後期高齢者(75歳位上)からいくら徴収するか、試算が発表された。
それによると、年収で

80万円 → 50円(月額 以下同)
160万円 → 100円
300万円 → 750円

平均250円、全体で1兆円を少子化対策として集金しようとしている。

「共同養育ですから」ってことなんだろう。
これも国民の意識の共有、が必要なんだろう。

だったら最初から「負担はありません」なんてウソつかなきゃよかったのに。
「みんなで育てましょう」っていえばよかったのに。

<盛岡シリーズ>