人生の選択肢を学生時代から
地域でインターンしながら、大学の授業をオンラインで受ける。
以前、アオイとミサトのことを書いたけど、
ミサトもアオイもそのあとも地方留学を続けている。
かいつまんで書くと、
ミサトもアオイも晴れて大学に合格して、
キャンパスライフを楽しもうとしてが、
新コロナで入学式もなく授業もすべてオンライン、
キャンパスライフはキャンパス立入禁止で万事休す。
で、大隈塾で「さとのば大学」のことを知り、
福島県南相馬市での「地域留学」プログラムに参加。
地域留学プログラムを終えても、
自分で地域インターンを探し出して、国内あちこちで腰を据えて、
地域インターンと大学での授業、課題などに取り組んでいる。
アオイは「世界がどんどん広がっていくことを実感」しているという。
自分が生きている周りが広がっていく、
ということを実感する瞬間はたしかにある。
人と人とがつながって、自分が地域に受け入れられた気がして、
そんなときに、「あ、広がった」と感じる。
わたしも50歳をすぎてもその瞬間を実感するし、
そのときはけっこう興奮する。
アオイは「各地を転々としながら、自分の『帰る場所』を増やしたい」という。
「帰る場所」がたくさんあってもいい。
人生の選択肢は、いくつか用意しておいくのがいい。
学生のときからそれをやっていけるのはすばらしい。
(にしても、スタディケーションはちょっとなあ……。ワーケーションもムリヤリ感あるのに)