グローバルは「聴く」ことから始まる

昨日は社会人の大隈塾、「リーダーシップ・チャレンジ」の日。
8回目の今回は、「グローバル・コミュニケーション」のワークショップ。

グローバル・コミュニケーションだから英語も少しだけ使うが、
グローバルってなんだろう、
だったり、
コミュニケーションってなんだろう、
から考える。

グローバルは、「相手の立場になって考えてみる」。
外国人とは限らない。家庭ではパートナーや子どもたち、
仕事では部下や同僚、上司たち。
自分の立ち位置から考えると見えてこないことが、
相手の立ち位置から考えると見えてくることがある。

コミュニケーションは、ダイアログ(対話)だとすると、
ダイアログは「聴くこと」から始まる。

聴くは、しゃべらない、ことではない。
ジャッジに重きを置かない、ということ。
じーっと聞いてて、開口一番「そうじゃないんだよね」、
といわれることがあるし、いうことがある。
聞きながらジャッジしようとして、相手がしゃべりきったタイミングで
自分の意見をぶつけてくる。
これは「聴く」ではない。

「聴く」の次は、似ているけれど、否定をしないようにする。
否定しないということは、相手の言い分を丸呑みすることでもない。
相手の言い分を受け入れて、自分の選択肢のひとつとして取り込む。
その上で、自分の意見をいう。

いろんな意見を取り入れるということは、
多様性を楽しむ、ということにもなる。

Dialogueは「Dia」向かい合う、「logue」ロゴス、言葉、論理。

言葉を発する、自分の意見をいうためには、学ばなければいけない。
学校で学ぶ、自然から、歴史から、文化から学ぶ。
仕事からも学べるし、遊びからも学べる。

学んだら、それは一番新しい「学歴」を更新したことになる。
それは、最新学習歴、ということになる。
最終学歴より、最新学習歴。
毎日何かしらを学ぶように意識をする。

講師の本間正人先生からはいつも学びが多い。