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エクセル思考とうずまき思考

エクセル思考とうずまき思考、ってのがあるらしい。

『運の技術 AI時代に生きる僕たちに必要なたった1つの武器』によると、
わたしたちは3つの革命を経てきた。
農業革命、産業革命、情報革命。

農業革命によって、定住して人口が増えた。
増えたら管理しなければならない。
ここから生まれる思考回路を「田んぼ型」とする。

産業革命によって、「エクセル思考」を得た。
エクセルのひとつひとつのセルのように、
なんでも仕切られ、区切られ、分類され、
選択と集中で、計画してその通りにものごとを進める。

情報革命がおこって、不安定な時代になった。
フレキシブルでオープンマインドに対応しなければならない。
そこにおいて、エクセル思考では立ち行かない。
「うずまき思考」である。
たとえば鳴門の渦潮は、大きくなったり小さくなったり、
小さく移動したりしながら、周囲を巻き込みながら、うずまきを保っている。

ということ。

いまの世の中生きていくには、うずまき思考であることはわかる。
だけど、エクセル思考も必要。と
不確実だけに、ムダを省くために区切って仕切って分類しておかないと、
間に合わないぞと焦ることはよくある。

エクセルとうずまき。
なんとなく思考の仕方の違いがイメージわいてくる。
毎朝の読書はホントに意味があるなと今朝も思った。

『運の技術 AI時代に生きる僕たちに必要なたった1つの武器』 角田陽一郎 あさ出版社 2018年