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「それちょ」で次があるよ

「次があるよ」という話。

2011年4月、わたしは目黒区議会議員選挙に落選した。
こんなに負けるのか、ってぐらいの惨敗だった。

次の日、朝ごはんの席で息子が、
「次があるよ」
といってくれた、その言葉がとてもうれしかった。

いろいろあって、「次」は2023年、釜石でのことになった。
「次」はちゃんとあった。

心理的安全性のカイワイでは「それちょ」というのがある。
なにか予想外のことが起こったとき、
なにかショッキングなことが起こったとき、
なにか困ったことがおこったとき、
「おお、それはちょうどよかった!」
とプラスに考えて新たな行動をする。

起こったことはもう、悔やんだって悩んだってどうしようもない。

その事実は変えられない。
だけど、その意味付けは変えられる。

「それちょ」で「次」をつかんでくれるはずだと思う。
もっと意味のある「次」を。