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田んぼで子どもがギャン泣きするのは正しい

大隈塾恒例の田植え。

ご家族といっしょに、ということで、
1歳から5歳まで6人の子どもたちも田んぼにやってきた。

2歳の男の子。
田んぼに両足を突っ込んだとたんに大声で泣き出した。
「こわい〜泣」

水、泥、足が埋まる、動けない。

そりゃ怖いよな。初めての経験だろうし。
それでしばらくギャン泣きが続く。

リーダーシップの研修に田植え

粘土質の田んぼに、足をいれるとヒヤッとする。
ましてや裸足となると、足の裏がどうにもむずむずする。
その感覚を大事にして欲しい。
泣いた子が感じたのと同じ感覚。
ヒヤッとするし、思うように動けない。

大事にして欲しい、というより、味わって欲しい。
アタマではわかっているが、
身体では忘れていた感覚を。

そして田植えが終わったら、BBQ。
(正確にいえば屋外焼き肉)

火起こしがまったくできない。
大きな炭を積んで、
着火剤を投入して、
ひたすら扇ぐ。

たぶん、20代前半の大学生ならYouTubeで検索するだろう。
バーベキュー 火の起こし方

大隈塾の受講生たちは30代後半から40代のビジネスパーソンだから、
「きっとこうだろう」
というイメージで動いている。
仕事でわからないことはほぼなくなった。
人生でもわからないことはほぼなくなった。
きっとこれはこうなる、あれはああなる、
というイメージがつかめている。

だけど、ときとしてそれは正しくない。
正しくないまま、進んでしまう。

アンラーニングしなきゃいけないんだけど、
どのタイミングで火起こしを教えようかな。

「教えないといけない」というのも、固定された認識か。
やばい、わたしもアンラーニングしなきゃ。

15人で一反を2時間で