あえてGoogleearth使った説

イージスミサイルの配備報告書に、またミスがあった。

イージス・アショアの配備については、
代替地がない、ってことを示すために、
実際に測量せずGoogleearth使って調べて、
それはそれでいいかもしれないけど、
縮尺のサイズまで気を配らなかった、
山の高さを実際より高く計算してて、
レーダーの電波か音波かが
山にあたって、なんとかかんとか。

代替地はなし！予定している新屋演習場に決定！
となったんだけど、
じゃあ、ちゃんと測量してたら、
山の高さは問題なし！
となって、ということは、
代替地あり！
となるから、防衛省はよけいに困っただろう。

なにしろ、イージス・アショア配備地域には、
住宅地に近くないこと、
という但し書きがついているのに、
それをすっ飛ばして、住宅地もろ隣接してるし。
どころか、
学校も病院もあり、おまけに県庁までセットになっている、という。
県庁舎内には議事堂もある。
そもそも、適任の場所ではないのが、いまの予定地。

そこを適任として、
いくらかある代替地は、不適任としなければならない。
「上」からの命令。

普通、こんな仕事、真面目にやるか？

わたしだと、こう考える。

なんか理由探して代替地は「不適任」にしないといけない。
もちろん、代替地候補の現地は歩いてみた。
じつに、ミサイル基地に適している。
ためしに、Googleearth開けてみよう。
あらあら、なんか、実際よりも山が高いことになってる。
あらあら、縮尺が違うのね。
しめしめ、これを使おう。
バレなきゃそれはそれでいいし、
たぶんバレるでしょ、いくらなんでも。
でも、バレても「すいませんでした」でおしまいですよ。
改ざん？　じゃなくて、ミスです。
怠慢？　じゃなくて、ミスです。
縮尺を考えない、という初歩的ミス。
ですからこの報告書は、なかったことにします。
廃棄します。
もう報告書はないです。存在しません。
存在しないんですから、議論もしません。
新屋演習場は適している、のです。
だから、工事はそのまま続けます。
秋田には秋田の民主主義があるんでしょう。
国の民主主義は、秋田の民主主義とは違って、
国全体のことを考える民主主義ですから。
……ってことになっていくはずだから、大丈夫。
「新屋演習場しか適地ではないという報告書は書けません」
って拒否したら、なんか嫌がらせされたりいじめられたり、
地方に飛ばされたり、それこそ秋田に行かされたりしたらたいへ〜ん。
ちゃっちゃと書いておしまいにしましょ！

オリパラ関係者がいってた。
「政権が長持ちしすぎている。
最初は、ちょいちょい利用させてもらうつもりが、
今はもうなんでもあり、っていう雰囲気」

このつぶやき聞いたのは半年ぐらい前で、
もちろん今回のイージス・アショアとは関係ないけれども、
あえてGoogleearth使った説、
牽強付会かなあ……。