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読書と私

私はいつも本を同時に数冊並行して読んでいる。

1冊だけをずっと読んでいると飽きないですか?
私は、どんなにつまらない本(失礼!)でも絶対に最後まで読む。ページをめくるたびに、興味が削がれていくような、読み始める前のワクワクがなくなっていく本は読む速度が亀の歩みのよう!(ただでさえ読むのが異様に遅いのに)
なかなか進まないなら違う本を読む、また気が向いたら最初に読んでいた本を読む。新しく本を買えば、新しいのを少し読みたくなって、ちょっとつまみ食い、、、なんてことも。

飛び飛びで読書をしてしまうことは、作者の方に失礼かもしれないけれど、これが私の本との付き合い方なのだ。亀の歩みのように読んでいた本でも、再び舞い戻ってきたときは最初と違う印象を抱いたりもする。(あら不思議!)本の内容は変わらなくても私の気持ちだったり、状況が異なれば、解釈が違ってくるのかななんて考えている。

みなさんは、読書のマイルールがありますか?

私のマイルール。
1.最後まで読む
2.電子書籍では読まない
3.無音の空間(音楽をかけたりしないという意味)で読む

以上。
私は今、4冊の本を読んでいる。

そんな私だが、人生通してずっと読書好きであったかというと全くそうではない。幼い頃から本が嫌いだった。テレビを見ている方がずっと好きで、夏休みの宿題の読書感想文は苦痛でしかなかった。
初めに私が本と向き合うようになったのは20代前半。それまではほとんど自発的に読書をしたことがない。世の中にはたくさんの有名な小説があるが、私はそのほとんどを読んだことがなかった。なんだか急に恥ずかしくなってきて、その知識を体に入れなければ!と思い読書を始めた。
夏目漱石、太宰治、松本清張、東野圭吾、などなど。ジャンルや時代は色々。今まで毛嫌いしていた本の世界だが、案外と楽しめた。なんだか大人になった気がした。カッコつけたくて、おしゃれなオープンテラスのあるカフェへわざわざ読書をしに行ったこともある。(恥ずかしい過去だ)
それから程なく結婚をした。結婚については以前少しだけ書いたことがあるが(チャールズ・チャップリンから学ぶ。参)読書をしている心の余裕も時間の余裕もなかった。とにかく働きまくっていたし、絶えず身の回りにはトラブルがあった。そのせいでしばらくは読書から遠ざかっていたけれど、数年前からまた読書をするようになった。
20代時とは違て今は読みたくて読んでいる。相変わらず読むのは遅いが、読書は楽しい。私の頭の中で、タイムスリップしたり、世界中を旅したり、有名な経営者の頭の中を少しのぞき込んだり。楽しくて仕方がない。


かなり遅咲きの読書愛好家かもしれないけれど、私は私の向き合い方でこれからも読書を楽しんでいこうと思っている。

#読書 #趣味#お家時間#マイルール

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