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イルミナティカードが予言する”2020年以後”ーーパンデミックと米大統領選の行方を解読する!/嵩夜ゆう

世界の未来を予言したとされる悪魔のゲームカード「イルミナティカード」——。それは東京オリンピックの延期のみならず、トランプ大統領の動向や新型コロナウイルスによる世界の混乱まで正確に告げていた!

文・写真=嵩夜ゆう

予言書として注目されるイルミナティカード

 オカルト界のみならず、世界中のユーチューバーや投機家までが注目することになったカードゲームといえば、「イルミナティカード」をおいてほかにはない。
「ムー」読者なら知らない人はいないであろう。1982年(一説には1984年)から、アメリカで幅広く商品展開をしていた対戦型カードゲームの元祖ともいえるカードだ。

 ところがこのカード、複数のテロ事件が「予言」されていたことでアメリカ当局による取り調べを受け、1995年には製造と販売を禁止されてしまった。実際、「イルミナティカード」で予言されたといわれる事件や事故、災害は、挙げていけばきりがない。筆者は2019年7月号の特集記事でいくつかを紹介したが、それはまだほんの一部にすぎないのだ。

 しかも、どうやらそこには、東京オリンピックの延期や、新型コロナウイルスの流行までもが記されていたようなのである。そこで今回は、このカードで予言された2020年前後の出来事に焦点をしぼって紹介してみたい。

トランプ大統領の任期4年目の”ウイルス流行”

 まずは、アメリカのトランプ大統領関連の予言から始めよう。
 以下にある4枚のカードをご覧いただきたい。それぞれが1年の出来事を表している。

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 1枚目は2017年、まさにアメリカ国民の怒りの象徴として大統領に就任したトランプの姿だ。

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 そして2枚目は、2018年にロシア疑惑(大統領選に勝利するためにロシア政府と通じていたという疑惑)や、複数の国からインターネット上で選挙や発言への手助けや擁護(ようご)を受けていた事実が判明したことを示している。

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 そして2019年を示す3枚目には、「Hex」という悪魔に変貌したトランプ大統領の姿が描かれている。Hexとは複数の言語で16、もしくは16進法を表す言葉である。無気味なことに、コロナウイルスを模式図化したとき、感染にかかわる部分の突起の数は16になる。これは偶然だろうか。

「Hex」というカードについては、ほかにも無気味な一致がある。

「コロナ」というと、いまではウイルスというイメージばかりが強くなってしまったが、本誌読者ならご存じのとおり、本来は太陽表面で発生するプラズマが天体を円形状に囲む現象を指す言葉だ。また、英語のクラウンの語源にもなっている。「Hex」というカードに描かれている、悪魔に豹変したトランプ大統領のような人物は、まさに丸い光る何かを持っている。しかもこのカードの背景は完全なる黒であり、あたかも日食時に観測されるコロナのようなグラフィックなのである。

 ちなみに最初に新型コロナウイルスが確認されたのは、2019年11月から12月にかけてとされている。トランプ大統領3期目の年であり、しかも同年には非常にきれいなコロナ放射が確認できる皆既日食も起こっているのだ。

 さて、2020年の予言と思われる4枚目の「Plague of Demons」(悪魔の異常発生)というカードだが、これについては複数の噂がネット上で流れている。

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