【日記】素直とは違う。裏目・裏目にでる気遣い

無言で動かされた木に、固まってしまった。
これはどうしたら...?

伐倒前に緊張してもたもたして、ふと見上げると2人が私をじっと見つめていた。


林業をする上で大切だなあと感じるのは、相手への気遣い。

気遣いとはつまり、相手がなにをしようとしているのか考えて、先を読んで動くこと。

「なんで動かないと?」「気遣いが足りない」と言われたか。。

自分の動きに理由をつけて、正確に動くことは大前提。
その上で、周りの2人がどう動こうとしているかをよく見なければ3人でやっている意味はない。
(協力隊のY氏はずっといないだろうし、私もいつまで籍を置けるかわからない)

林業に適性がない。

今日言われたこの言葉はとても心に重く響いた。
気の遣えなさは、相手に対してだけでなく、自分が持っているチェーンソーにも反映されていた。
今日は追い口を大変切り過ぎてしまい、本気で怒られた。

また別の日は、「自分だったらここはこうするなる」という状況で、「もっと気を使え!相手が何をしようとしているのかよく考えろ」と、言われた。
私が考えていたのは、自分ならこうする。ということだったが、その時「こうしている」のは別の人だった。

その時に、自分なりに動いていてもあまり意味がなく、

相手なりに動かないといけないのだ。

相手なりを想像して、分からなければ聞けばいい。どの方向から運びたいのか。どういう指示が欲しいのか。どこに向けて倒すのか。何に注目しているのか。

結局のところ、私は気を使っていなかったのだ。
やりたいようにやりたいことをやっていただけだった。
素直だと言われることもあるし、頑固だと言われることもあるけど、結局は気を遣っているかどうかなのかな。

自分のやりたいことに頭を使うことは気を使うことではない。それは一人でいる時にやればいい。

肝に銘じなければいけない。

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