かるぼ

山に関係がないと思っていたわたしの気づきと、日々の面白かった山の話を。手紙を書くような…

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山に関係がないと思っていたわたしの気づきと、日々の面白かった山の話を。手紙を書くような感覚。

最近の記事

レジ袋が有料化されて、世界はもうダメだと思った話

はじめに言うけれど、わたしはレジ袋の有料化に賛成でも反対でもない。 普段からレジ袋は貰わないでいたけど、正直どっちでもいいと思っている。 でも、有料化に対する意見を見ていると、 その多くが反対意見・批判で、個人的に本質だと感じる議論は全く見つからなくて、世界はもう終わりだと思った。 TwitterはROM廃人だから、しょっちゅう「レジ袋有料化」と検索するけど、自分の生活にいっぱいいっぱいな人たちの意見がたくさん出てくる。 海洋ゴミのレジ袋の割合は非常に少ないこと、ゴ

    • かるぼの暮らし 未開の納屋探検、床板が割れた畳はがし  day2

      今日もせっせと畳はがし ここはできれば断熱材を入れて、フローリングにしたい。 割れた床板、一階が見えちゃう。 破裂した水道。 マーライオン。。 これは役場に直してもらおう。 2時間ほど掃除するも、飽きた。 懐かしのキックボードをしながら、綺麗になって嬉しいけどそもそも意味があるのか?などと禅問答を始める。 分からなくなってきたので、納屋の屋根裏を探検することに。 はしご芸ばりにガタガタのはしごを登ると,... ......... これは......

      • かるぼの暮らし day1

        今日からはじまる古民家暮らし 契約初日は電気が使えず、元の家に戻って寝た。 次の日、電気はついたけど、井戸水は出ず。何故。 引っ越したはいいものの、何からしたら良いか分からない。 とりあえず寝れれば良いだろうということで、 今日は自室予定を、綺麗にすることに。 引くほど傾いている家はまるでトリックアート。 もう何年前に人が住んでいたのか、畳の隙間には、ホコリやら新聞紙やらが詰まっている。 気持ちよく寝るにはこれを綺麗にするしかない。 畳を剥がすと出てくる

        • 政府による現金給付は、1人1万円所得が上がることが重要なのではなくて、全国民が1万円を使うことで1億円お金が動くことがポイントなんじゃないのか。 給付額がしょぼいという批判が出るのは、やはり不安定な財政と国民性なのかな。

        レジ袋が有料化されて、世界はもうダメだと思った話

        • かるぼの暮らし 未開の納屋探検、床板が割れた畳はがし  day2

        • かるぼの暮らし day1

        • 政府による現金給付は、1人1万円所得が上がることが重要なのではなくて、全国民が1万円を使うことで1億円お金が動くことがポイントなんじゃないのか。 給付額がしょぼいという批判が出るのは、やはり不安定な財政と国民性なのかな。

          これからの世の中には、便利だけど不要なものと、不便だけど必要なものを理解してることがとても大事。 林業は、稼げなかったり、リスクが大きいけど、必要なものだと思う。

          これからの世の中には、便利だけど不要なものと、不便だけど必要なものを理解してることがとても大事。 林業は、稼げなかったり、リスクが大きいけど、必要なものだと思う。

          人付き合いとは、気遣いで、それは木使い。 人と上手く付き合えない人が林業から学ぶ。

          この世に生まれて25年。 林業をはじめて1年が経つ。 まず結論。 1.上手に木を動かせないのは、何かに'かかっている'か、'かかっていない'から。 2.人付き合いで困った時は、何かがつっかえているから。 きづかい 木使い林業って何してるの?とよく聞かれます。 定義は人それぞれ、やってることも人それぞれありますが、多くの林業事業体がやっているのが、「木材の素材生産」。 生活の中にあるほぼ全ての木は、一本一本切り倒されて、山から町に運ばれているのです。 「

          人付き合いとは、気遣いで、それは木使い。 人と上手く付き合えない人が林業から学ぶ。

          芯がブレる。でも芯はある。

          ここ1年くらい、1週間おきぐらいで自分の人生のテーマが変わる。 今のテーマは「持続可能」。 持続可能な社会をなんてよくいうけれど、きっとこれはすごく難しい。 ただ地球環境に優しいことは、持続可能ではない。 続けなければ、続け得ることでなければ持続可能とはいえない。 だから、私の中での持続可能とは、しんどくない事だ。 先週くらいのテーマは「交通・流通」だった。 大量生産大量廃棄の時代が成り立つのは、流通機能の向上にある。 当たり前に目の前にないものが手に入るこの時代は、

          芯がブレる。でも芯はある。

          想像できてない未来は来ない

          私たちは暫定、未来が見えない。 やってみなければわからないことが多い。 だから想像する。 ちなみにこれは、想定外のことはおきないという話ではなく、目指す未来は想像しなければやってこないという話だ。 結論から話してしまったので、あとはつらつら理由を書いていく。 例えばイベントを開くとき、その集客広報はどのような内容にするか。 今日、國岡さんがいっていた事で印象的だったのが、「具体的な人をイメージしながら文章を書く」と言う事だった。 広報をする際、私が大切にして

          想像できてない未来は来ない

          【日記】素直とは違う。裏目・裏目にでる気遣い

          無言で動かされた木に、固まってしまった。 これはどうしたら...? 伐倒前に緊張してもたもたして、ふと見上げると2人が私をじっと見つめていた。 林業をする上で大切だなあと感じるのは、相手への気遣い。 気遣いとはつまり、相手がなにをしようとしているのか考えて、先を読んで動くこと。 「なんで動かないと?」「気遣いが足りない」と言われたか。。 自分の動きに理由をつけて、正確に動くことは大前提。 その上で、周りの2人がどう動こうとしているかをよく見なければ3人でやっている意

          【日記】素直とは違う。裏目・裏目にでる気遣い

          「それは野暮な質問だよ。」と言われた。

          仕事中、上司に「それは野暮な質問だよ」と言われた。 そう上司が言うからには、確かに野暮だったんだと思う。 野暮な質問をしてくる人というのは確かにいるし、そんな質問をされると面倒くさく、返すのが嫌になる。 しかし、野暮ってなんだ?辞書で調べたら、粋ではないこと、洗練されていない人なんて書いてあるけど、じゃあそれはつまり「洗練されていない質問だよ」ということだろうか。いやまさか違うだろう。 お互いの楽しむ会話の中で「野暮な」質問をされると、テンポが崩れて楽しい会話に説明が

          「それは野暮な質問だよ。」と言われた。

          山は人ごとになった世界

          山は田舎の人のもの東京生まれ、東京育ちの私にとって、山は関係のない田舎の人のものだった。 実際の所有権の話ではない。 山の近くに暮らす人が山の恵みを受けることができるし、綺麗な水はそこでなければ飲めない。  都会の川の水が濁っていることは地球規模の環境問題せいだし、自分ごとのようで60億分の1の自分には、やっぱり実感が湧かない。 たくさんの技術と知恵と開発で張り巡らされた東京という場所で、勉強が苦手な自分に何ができよう。そうとしか思わなかった。 映画「

          山は人ごとになった世界

          自分の気持ちを言葉で表すことが苦手だとおもっている私。でも、違った。

          私は、結果を出せない。そう思った経験のある人はいるだろうか。 認められたことがないというわけではないが、努力や成果で褒められたことがない。 何故なのか、とても苦しくて、結果を出せない自分に自信が無くなった。 しかし、これは、「結果を出さない」ことを自分で選んでいるだけなのではないか、とふと思った。 言えなかった経験から気がついた。 「出せない結果」とは、大きなことから小さなことまで様々だ。 小さなことでいえば、先日もある林業グループでの忘年会で経験した。 一

          自分の気持ちを言葉で表すことが苦手だとおもっている私。でも、違った。

          今日現在の、なりたい私

          何者かになろうとしないものは、 何者にもなれない ということで、2019年12月26日現在の、今の私となりたい私を発信する。 ちなみに、なりたい私はきっとこれから変わるし、私にとっての正解と芯の中で成り立っている。 ひとつめ。 今の仕事の中でのなりたい自分 「周りの動きと先の動きを意識して、まずは迷惑をかけずに現場ができること。」 当たり前すぎると思うし最低限のラインですらないんだと思うけど、現状できていない。きっとこのラインが超えられないと次にも先にも行けない

          今日現在の、なりたい私

          当たり前の中で暮らして、当たり前のことに向き合うって、とても体力がいる。

          これはとある林業女子の頭の中を綴った日記である。 林業に興味を持ったのは、2019年1月のこと。 高知県佐川町の地域おこし協力隊の募集を見て、なんとなく説明会に行って何となく面接を受けた。 佐川町でやっている林業を教えてもらい、現役協力隊の人にも会った。 取り組みはきっと先進的で、町としてのバックアップもしっかりとあるようだったが、楽しそうでは、なかった。 結局、佐川町には行かずに、尊敬する某牧場長の紹介で、今は鳥取県智頭町で林業の現場で働かせてもらいながら勉強をして

          当たり前の中で暮らして、当たり前のことに向き合うって、とても体力がいる。