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退職時に待遇改善を持ち出されても全て無視すべき

皆さんは退職をしようとして、上司に退職する旨を伝えたときに、


〇〇君の給料を上げようと思っていた

最近〇〇君がすごく頑張っているから昇格の話が出ていた

近々、完全週休二日制にする話が出ている

従業員の負担を減らすために面接で大量の人員を確保する話が出ている


などなど、待遇改善の話を持ち出された経験はないでしょうか?


私自身何度も転職をしているので、数多く退職する旨を上司に伝えてきたんですが、退職を伝えた途端に待遇改善の話を持ち出してくる上司って結構いましたね。


よくこういったことを言われると、給料や待遇について不満があって辞めようとしている人ほど、


待遇を改善してもらえるならまだ働こうかな?


などと思ってしまう傾向がかなり強く、こんな記事を書いている私自身も初めて言われたときは退職を取り消してしばらく働いていた経験があります。


これははっきりと断言できるんですが、退職時に待遇改善を持ち出してくる上司なんて全員が一緒に働く価値すらないゴミでしかありませんし、上司の言い分なんてすべて無視してそのまま辞めるべきだと強く言えますね。


なので今回は、なぜ退職時に待遇改善を持ち出してくる上司なんて全員が一緒に働く価値すらないゴミでしかなく、上司の言い分なんてすべて無視してそのまま辞めるべきだと強く言えるのか書いていこうかと思います。




「確定」ではなく「思っている(話が出ている)」だけ


まずこれなんですが、


〇〇君の給料を上げようと思っていた

最近〇〇君がすごく頑張っているから昇格の話が出ていた

近々、完全週休二日制にする話が出ている

従業員の負担を減らすために面接で大量の人員を確保する話が出ている


なんて言われると、待遇を改善してもらえるなら…なんて思ってしまう人って結構多いんですが、これって確定ではなく、上司や会社の上層部の人間がそう思っていたり、そういった話が出ているってだけなんですよね。


なので、退職を取り消して会社に残って働き続けても待遇が改善される保証は一切ありませんし、会社が待遇改善をしなくても、そう思っていたり話が出ていただけで確定ではないので、


〇〇君の給料を上げようと思っていた
→財務状況が悪くなったので昇給の話はなくなった

最近〇〇君がすごく頑張っているから昇格の話が出ていた
→退職するなんて言ったから上層部の評価が下がって昇格の話はなくなった

近々、完全週休二日制にする話が出ている
→完全週休二日制の話は会議の結果見送られた

従業員の負担を減らすために面接で大量の人員を確保する話が出ている
→求人を出したが思ったほど人が集まらなかったので今の人数で頑張れ


などなど、こんな感じのどこからどう見ても後付けの理由で待遇改善の話はなかったことにされても、話が出ていただけで嘘は言っていないのでどうとでもできるんですよね。


つまり、退職時に待遇改善をすることを確約する旨が書かれた新しい契約書持参で「待遇改善する!」と言って引き留めるなら人によっては退職を取り消してもいいかもしれませんが、そういったものが一切なく、上司が「思っている」「話が出ている」だけなら従業員を引き留めるために嘘を言っている可能性が高く、無視して退職すべきだと言えるんですよね。


「じゃあどう待遇改善されるんですか?」と聞くと詰む事を理解できない無能


そして次にこれなんですが、退職時にいきなり待遇改善を持ち出してくる上司って、待遇改善をするつもりが一切ないのに待遇改善をすると言っている傾向がかなり強いので、


じゃあどう待遇改善されるんですか?


と聞くだけで詰むんですよね。


私自身も退職を申し出たときに待遇改善の話を持ち出されて、


〇〇君の給料を上げようと思っていた
→いつからどれくらい給料が上がるんですか?

最近〇〇君がすごく頑張っているから昇格の話が出ていた
→いつからどこのポジションに昇格できるんですか?

近々、完全週休二日制にする話が出ている
→いつから完全週休二日制になるんですか?

従業員の負担を減らすために面接で大量の人員を確保する話が出ている
→いつ面接をしていつから人員が補充されるんですか?


と聞いたことがありますが、


それを今考えているところで…

そういう話が出ているだけで…

そう〇〇部長が言っていたから…


などなど、待遇改善の話が出ているにも関わらず曖昧なことをゴニョゴニョ言うだけで、まともに条件を答えられた上司って一人もいませんでしたし、中には逆切れするようなゴミもいましたね。


そもそも、待遇改善なんて突然ポッと決まるわけがないですし、従業員の退職の引き留めに使うくらいですから当然どれくらいの待遇改善をするかも大体は決まっているはずなので、


給料は上がるけどどれくらい上がるかはわからない

昇格するけどいつからどのポジションかは決まっていない

完全週休二日制にするけどいつからかは決まっていない

いつから求人を出して募集を始めるかは決まっていない


なんかはあり得ないんですよね。


つまり、「じゃあどう待遇改善されるんですか?」と聞かれると詰んでしまうということを一切理解できないバカが、実際は待遇改善の話は出ていないのに部下を辞めさせたくないから上司が口から出まかせを言っているだけでしかなく、全て無視して辞めるべきだと言えるんですよね。


不誠実なゴミ会社確定


私自身退職する旨を伝えたときに、待遇改善を持ち出してくる上司に出会った経験が何度もありますが、待遇改善すると言われるたびに、


今まで働いているときに待遇改善の「た」の字も出さなかったのに、こちらが辞めると言ったら突然待遇改善を持ち出すとか不誠実だし何言ってるの?バカなの?


と思っていましたね。


そもそも退職時に待遇改善を持ち出してくる行為なんていうのは、例えば学校でいじめ行為を行ってくる生徒がいて、止めてと言っているのに全く止めず反省もせずにいじめを継続して続けるから、先生と両親に相談すると言った途端、「実はいじめはもうやめて謝ろうと思っていた」と言っているのと同じなんですよね。


今まで待遇改善の「た」の字も出さずにさんざん劣悪な待遇を押し付けておいて、部下が退職すると言った途端、待遇改善の話を持ち出すなんて完全に不誠実ですし、自分たちが困らなければ待遇改善などの従業員にメリットがある行動は一切取りませんよと言っているのと同じで、退職時に待遇改善を持ち出されても無視して辞めるべきだと言えるんですよね。


最後に


退職時に待遇改善を持ち出されても全て無視すべきです。


そもそも裏を返せば、退職時に待遇改善を持ち出せる余力があるのに、普段働いているときに待遇改善の話が出ない時点で、できるだけ安く従業員の労働力を搾取してやろうという典型的なゴミ会社なんですよね。


それに待遇改善すると言われても確約ではなく、上司がそう思っているだけ、そういう話が出ているだけのパターンがかなり多いので、それなら転職活動をして求人票にきっちり待遇が記載されている会社の面接を受けて転職すべきなんですよね。


有能な皆さんが、こんな嘘やハッタリをかましてくるような不誠実な会社で働き続ける価値は一切ありませんし、働き続けたとしても精神的身体的にしんどい思いをするだけでしかありません。


もし今退職しようとしている、もしくは、退職届を出したときなんかに「待遇改善する」なんて言われても全て無視してそのまま退職することをお勧めします。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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