マガジンのカバー画像

料理とレシピ

13
作った料理とレシピなどです。
運営しているクリエイター

#魚料理

鰤を丸ごと一匹捌く④ <保存食>鰤の酢じめ、冷や汁、あら煮、リエット

鰤を丸ごと一匹捌く④ <保存食>鰤の酢じめ、冷や汁、あら煮、リエット

鹿児島県長島町の期間限定ブランド鰤「早生鰤王」を食べ続ける生活もいよいよ終わりに近づいてきました。今回は、鰤を使った保存食のレシピです。

定番の「あら煮」をはじめ、一ひねりした「酢じめ」、これからの季節にぴったりな「冷や汁」、ツナ感覚で万能に使える「リエット」を作りました。

どれもとても簡単につくれて美味しいですよ!

第一回目の「生食編」はこちら

鰤の酢じめ コツは「砂糖」で水分を抜くこと

もっとみる
鰤を丸ごと一匹捌く③ <加熱食>鰤かまのあじさい蒸、清蒸、青竹蒸

鰤を丸ごと一匹捌く③ <加熱食>鰤かまのあじさい蒸、清蒸、青竹蒸

3.5kgの鰤「早生鰤王」をまるごと一匹捌いて食べる企画、3回目の加熱食編です。鰤かまを使って「新ぶり大根」とでもいうべき料理を作りました。

1回目はこちらから

鰤かまのあじさい蒸この鰤一匹まるごと調理の企画の前は1.5kgの半身を調理する、という企画では和食を中心に調理しました。

後々振り返って、和食だったらもうちょっと季節感を出したかったなということと、鰤のパートナーといえば大根だが、煮

もっとみる
鰤を丸ごと一匹捌く② <半生食>ミ・キュイ、沖すき

鰤を丸ごと一匹捌く② <半生食>ミ・キュイ、沖すき

鰤を丸ごと一匹食べつくす企画の2回目、半生食の調理です。
完全には火を通さず、火が通ってるか通ってないかギリギリのところを狙います。
以前挑戦したフィレ(半身)を調理した記事はこちら。

鰤のミキュイ 肝のソースこの「早生鰤王」と「鰤王」は脂の乗りがとてもよく、臭みのないすっきりしたとても上品な脂で、加熱することで脂のうまみが十分堪能できます。ただあまり高温になると流れ出すので、ギリギリなところを

もっとみる
鰤を丸ごと一匹捌く① <生食> 肝料理、カルパッチョ、タルタル

鰤を丸ごと一匹捌く① <生食> 肝料理、カルパッチョ、タルタル

先日、鹿児島からお取り寄せできる最高の鰤「鰤王」の半身を捌いて食べる記事を書きました。
この「鰤王」があまりに美味しかったため、今回は半身に飽き足らず、「ラウンド」という丸ごと一匹購入して頭から内臓まで食べつくすチャレンジをすることにしました!

前回の記事はこちらから。

消費計画を立てるさて、前回同様今回も事前に調理計画を立てます。まずはサイズ。今回頼んだ鰤王は「早生鰤王」という、鰤王のワンサ

もっとみる
旬のアナゴをヨーグルトメーカーで煮るとうまかった

旬のアナゴをヨーグルトメーカーで煮るとうまかった

スーパーの魚売り場を覗くと、旬が夏であるアナゴが並んでいた。夏が近い。さっそく買っていろいろ調理してみた。

アナゴは調理法によって味に天と地ほどの差がでる。もちろん素材の質にもよるが、きちんと下ごしらえをすればスーパーで手に入る生のアナゴで十分に美味しいものができる。
この記事ではアナゴの下ごしらえの方法と、いくつか作った料理のレシピを公開します。

アナゴの下ごしらえアナゴはぬめぬめした皮に臭

もっとみる
1.5kgの鰤を計画的に食べる - 4日目(熟成食編)

1.5kgの鰤を計画的に食べる - 4日目(熟成食編)

鰤を美味しく食べるプロジェクトもいよいよ最終日、「熟成食編」。初日に仕込み、寝かせていた鰤たちはどうなっているか…?

鰤カマの粕漬け

初日(3日前)に仕込んだ鰤カマ。丁寧にやる場合、ガーゼ等にくるんでから粕床に漬けるんですが、今回は粕との相性がきっと良いと踏んで、粕の風味を強くしたかったので直塗りにしてみた。

粕をふき取る。香りを嗅ぐと、粕の風味で鰤の香りは抑えられている。これはもしかすると

もっとみる
1.5kgの鰤を計画的に食べる - 3日目(加熱食編)

1.5kgの鰤を計画的に食べる - 3日目(加熱食編)

鰤食も3日目に突入。3日目はしっかり中まで火を通して食べる加熱食の日とした。それにしてもまだ全然飽きていない。

鰤の塩釜焼部位は頭に近い背節を使った。加熱の手段というと、焼く、蒸す、煮る、揚げるが思いつく。私は最高にいい食材を手に入れた時の本気料理は「蒸し焼き」を作ることにしている。素材が持つ旨味を最もピュアに楽しめる蒸し焼きこそが、最も原始的にして最高の加熱方法じゃないかと思っているからだ。

もっとみる