見出し画像

収納にこだわりすぎることの罠

おはようございます。
むぎです。

今回は部屋の片付けについて。


「収納を買う」という行為について

最近は小洒落た雑貨屋さんだけでなく100円ショップなんかでもおしゃれな収納グッズが手に入るようになりましたよね。

ちょっとした小物入れから調味料を移し替えるディスペンサーまで家中のものを一通りしまえる物は手に入るんじゃないかなと思います。

もちろん自分の家のインテリアなので各々の好きなようにすればいい、とは思うのですが、

「おしゃれな収納を使う」

という行為そのものにこだわるあまり、かえってものが増えて見つけにくくなっていたり、使い勝手が悪くなっていることがありませんか?

自宅のものが全て何がどこにあるか一目でわかる方がいいのか、大体の場所は覚えているからとにかく全てものが見えないように完璧に仕舞い込むか、など各々の好みがあるとは思うのですが、とにかくなんでもかんでも
「なんとなくいいかも」
と思った収納を手当たり次第導入して行くのはかなり危険かなと思います。

収納を買う前に考えること

では、具体的にどんなことを意識して収納を買えばいいのかについて。

  • そもそも家のものを減らすことを考える

  • 他のもので代用できないか考える

  • 家で使っている様子をシュミレーションする

上記を意識してみてはいかがでしょうか。

そもそも家のものを減らすことを考える

まずは家の中を見渡して処分できるものはないか考えてみましょう。
ものがあるから収納が必要になるのです。
まずは不要なものを減らすことで収納を買う必要をなくしていくことを目指してみてはいかがでしょうか。

もちろん、ミニマリストのように極端にものを減らすことまでは考えなくてもいいです。

1シーズン以上来ていない洋服、気になって買ってみたけどほとんど使っていないメイク用品、頂き物などでどんどん増えて山のようになっているタオル類

何かしらあるはずです。
直近で使う予定のないものは思い切って手放しましょう。

「いつか使うかもしれないし、、」

大丈夫です。

使いません。

必要になったならその時に買えばいいんです。

使わないものをただ自宅に眠らせておくよりはメルカリやリサイクルショップなどで処分してあげた方が必要としている人にも行き渡りますしね。

他のもので代用できないか考える

これはそもそも論なのかもしれませんが、今求めているその商品は何のために買うんでしょうか。

〇〇をしまいたい

この目的の場合、
本当にその商品で収納しなければいけないんですか?
別の店で売っているあのトレーではダメですか?
前から家にあったあの棚の中の配置を変えればで間に合いませんか?

このように考えると、意外にもそもそもその収納は買わなくていいかも知れない、または別の商品でも事足りるかも知れない
ということが起こるんですよね。

私の経験上、これで買う予定だった収納を買わずに済んだということが何度かあります。

そもそものその収納を買う目的に立ち返ってみると意外なひらめきがあるかも知れませんね。

家で使っている様子をシュミレーションする

次に、気になる収納に巡り合った時について。

その収納を自分の家で使っている様子をイメージしてみてください。

部屋のどこの位置に置こうか。

いや、ここだと通る時に邪魔だな。

こっちに置いた方がいいかな。

意外とうちの家具の配置だと出し入れしずらいかもな

などいろいろ浮かんでくると思います。

実際に使っている様子をイメージしてみると、すごくいいと感じていたものでも意外とうちには
合わないかもしれないと感じることが出てきます。

その商品自体のアイデアはすごく良くても私たちはみんな日々生活している環境は異なります。
だからすべての収納グッズが必ず自分の家に合うとは限らないんですよね。
洋服もすべての人に似合うものはなかなかありませんよね。
それぞれの人に合った服を選ぶことが大切です。

だからこそ、一度その商品は自分の家にあっているかを考えることはとても大事な工程だと言えますね。

服と違って収納はその場で試着が難しいから厄介なのですが別に急ぎではない、オンラインでも購入できるような商品だった場合は、一度立ち止まって寸法だけメモして一度家に帰ってその場で厳密にシュミレーションしてみるのがいいかもしれないですね。

あるいは商品自体の機能性がすごく気に入っていてもちょっとサイズ感や色の好みに問題があったりする場合もあります。

この場合は、その商品を取り扱っているお店には悪いですが、オンラインで似たような商品がないか探してみましょう。

最近だと多くの商品はどこかしらで似たり寄ったりの商品が見つかります。

それでもとあるサイトでは自分好みのカラーのものがあったり、若干の差でサイズが合わない、というような場合も別の商品ならちょうどいいサイズだったり
なんてことがあります。
場合によってはこういった方法を検討してみるのもいいかもしれませんね。

おわりに

今回は収納についてというテーマでしたが、意外と買い物という行為全般に対して応用できる内容になったのではないかなと感じています。

自分の気に入った物に囲まれて生活するのはとても気分がいいですよね。

ただ、その物のために自身の生活が物理的にも心理的にも窮屈になるのはあまりにも本末転倒な気がしてなりません。

何事も適量が大切なんですよね。

何より、何となくで買ったものと、絶対にこれが欲しい、必要だと思って買ったものでは愛着が全然違います。

そのほうがより心地よく生活ができるんじゃないかなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?