自然と対話するようにゆったり着る、Life Afaのインナー
めまぐるしく変遷するファッション業界で、古来変わらない川の流れのようにナチュラルに歩んできた唯一無二のブランド「Life Afa(ライフアファ」。姉妹ブランド「Afa」設立13年後の1999年に誕生以降、天然素材による日常着を独自の視点で提案し続けています。muniでも取り扱いが始まった「Life Afa」のインナー。その魅力についてLife Afa代表の真砂三千代様にお話を伺いました。
「くつろぐための服を作ってみたくなった」Life Afa誕生のいきさつ
アパレルブランド「Afa」の流れを汲みつつ、より生活に近いアイテムを発信する場という意味でLifeをつけたのが「Life Afa」の由来。そう教えてくださった真砂さんが、インナーブランドを立ち上げた経緯についても語ってくださいました。
ー お話が遡りますが、インナーや日常着のブランドを立ち上げた経緯を教えてください。
もともと私の周りには自然や環境について活動している人が多くて、そういうことを考える時間が日常の中にあったんです。当時からサステナブルなものへの興味もありました。次第に、それまで手がけてきたものよりももっと生活に近い「寛ぐための服」も作ってみたいと思うようになって…。
ー なるほど。真砂さんの思いと、環境やタイミングが一致したのですね。
ある時、横浜でオーガニックのアイテムを集めたショップを運営する友人から「お店やらない?」と誘われたのを機に、Life Afaを始めました。
本当のオーガニックコットンを教えてくれたサリー・フォックスさんとの出会い
ー 下着制作を進めていく中で、特別なオーガニックコットンとの出会いがあったと聞きました。
日本にはオーガニックコットンの第一人者として知られている紡績会社の方がいます。その方から紹介された女性との出会いが、Life Afaの方向性を決めたと思っています。
ー サリー・フォックスさんですね?
ええ。サリー・フォックスさんはアメリカの農場で、生態系を守りながら真のオーガニックコットンづくりをされていました。農薬によって虫たちが殺されていくことに危機感を覚えておられて…
ー そのオーガニックコットンでなければならなかったんですね。
自然を大切にする彼女の考え方やダイナミックな暮らしぶり、それから見えないものを信じる力にすっかり感銘を受けてしまったんです。「彼女のオーガニックコットンを使ってものづくりをしたい…」って。
ー 今でもサリー・フォックスさんから受け継いだ種でできたオーガニックコットンを使用されているそうですね。
はい。無農薬の土壌から採れたコットンはフワッと柔らかくそれで気持ちの良い風合いになり、良いものを作りたいと今も変わらず思っています。
上質なコットンを引き立てる鉱物染めの不思議なちから
ー Life Afaインナー特有の美しいブラウンカラーの秘密を教えてください。
Life Afaの下着のブラウンは「オーガニックカラードコットン」と言って、綿そのものについている自然な色なんです。カラーつきのアイテムは鉱物染めを採用しています。草木染めと違ってワタを染めてから糸を作り、布を織ります。太陽の光によって多少の色落ちがする事もありますが、それほど気にならないので長く着られます。
ー このナチュラルで優しい黄色やピンクはどんな鉱物由来なのですか?
黄色はゲータイト鉱物、ピンクはアメジストです。ゲータイトは集中力を、アメジストはインスピレーションを高めるなどとも言われています。自然がくれる力ですね。最初は生成り・茶・緑のみで展開するつもりだったのですが、鉱物染めを研究している方に勧められてカラーを増やしました。
肌の悩みや妊娠を機にLife Afaのインナーに辿り着く人も
ー Life Afaのお客様はリピート率が高いそうですね。
はい。一度お使いになると「いい!」と言ってくださるお客様は本当に多いです。
ー ご愛用の年齢層も幅広いと聞いています。
40代を中心に30代~70代の方に多く着ていただいています。それから、年齢というよりも、過敏症やアレルギー、お肌が弱いといった悩みからライフアファの下着をお選びになる方も多いんです。最近では、マタニティ期にLife Afaのインナーを選んでくださるお客様も目立ちます。
ー デリケートな肌にも安心な素材なので、妊娠中や産後のギフトにも最適ですね。
マタニティだけでなく、プレゼントでLife Afaのインナーを貰ったのをきっかけに、ご自身で買い続けてくださる方もいるんですよ。
ナチュラルでも機能はしっかり、がLife Afaの頼もしさ
ー オーガニックコットンの柔らかさは着心地の面で最高だと思いますが、機能面ではどうなのでしょうか?
オーガニック製品はへたりやすいという方もいますが、Life Afaのアイテムは「洗ってもへたらない!」というお声をよくいただきます。生地も伸びにくいように設計してあり、色褪せもほとんどないので、着心地に機能性の高さも兼ね備えています。
ー ナイトブラとして利用される方もいらっしゃるとか?
はい、特に若い方はナイトブラとして使われる方が多いようです。パッドは水着用のものを使用しているので、適度なホールド感があり、着ていて楽なのに来て欲しい位置に収まるせいでしょうか。
ー ナチュラルというだけではない魅力がたくさんあるんですね!
機能性に守られたくつろぎの時間をLife Afaのインナーとともに
綿花の風合い豊かなLife Afaのオーガニックコットンインナーですが、実は現代女性の生活を快適にする工夫と気遣いに溢れていることをおわかりいただけたでしょうか。あくまで自然に、ただし、伸びにくく褪せにくい設計により、サステナブルを願う心も満たしてくれます。