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29歳でもインカレ出場したい

 社会人を辞めて現在医学部生をしているのですが,部活動にも所属しています。医学部の部活動ではなく,全学部共通のthe 体育会系の部活動に所属し,インカレを出場を目指して日々練習に取り組んでいます。29歳医学部生インカレ出場に挑戦中です(笑)
 19,20歳の人たちと共に活動していると,29歳なりのある壁にぶち当たりました。そう,生理的な身体の衰えです。。。
 今回はこの年齢の壁をどのように乗り越えようとしているか,備忘録がてら記載します。

精神的変化:ネガティブからポジティブへ

 まず,部活動や筋力トレーニングの翌日のパフォーマンスの質が明らかに低下していることに気づきました。20歳前後の部員との体調を比較すると,前日の疲労を感じさせない動きに圧倒されます。また,睡眠中に筋肉が痛んでなかなか眠れないことがあるのですが,若い部員たちにはそのようなことはないようでした。
ネガティブ
 それを知ったとき,正直なところ歳の限界を感じました。20代といえどももう若くないなと(笑)言い訳ばかりを考えることに労力を使っていました。やはり加齢に伴う生理的衰退は否定できないため,練習の質が下がることは仕方がないことだと諦めかけていました。
ポジティブ
 しかしながら,考え方を変えました。
「どうしたらこの現状を変えられるだろうか?」
きっかけは,同年代でも活躍しているプロの人たちがいるじゃん,という先輩社会人のお言葉です。歳は他の部員と10歳前後違いますが,実際にオリンピック選手やプロ野球選手は,私と同い年もしくは年上でありながらも活動しています。なぜできているの?根本的に身体の作りが違うのもあると思いますが,その他にも間違いなく理由があるのだろうと考えました。

 まずは私自身の現状を把握することから始めました。

現状把握

 他の部員たちを観察および比較することで,部活動および筋トレ翌日の疲労感,またその回復力低下が他の部員よりも顕著に表れていることを認識します。加齢に伴う生理的衰退と一言で済ますこともできますが,実際のところ疲労回復させるための努力をしていないことにも気づきます。

問題点の特定

 疲労や回復力の低下は筋緊張が原因だという仮説を立てました。理由は,睡眠中に筋肉が痛んで眠れないこと,また運動中の力の入らない感覚が筋緊張による収縮力低下ではないかと考えたからです。筋緊張を改善することができれば,睡眠の質が上がること,また良質な睡眠や血行促進により疲労回復を後押しできるのでは,そう考え筋弛緩および回復力向上の方法を考えました。

改善方法および結果

 筋緊張をできるだけ改善するために,以下のことに取り組みました。
・運動直後のストレッチ
・シャワーから入浴への切り替え
・入浴後のストレッチ
・過度な運動や筋トレ後の葛根湯(筋弛緩作用)の服用
・起床後のコーヒー(筋弛緩作用)の服用
さらに,血行を促進し回復力向上させるためにビタミンB群や亜鉛,マカ等のサプリメントを服用することにしました。

 結果として,感覚としては明らかに身体が軽くなり,部活動のパフォーマンスも以前ほど低下することがなくなりました(定量的な結果がないですが,全くと言っていいほど翌日の疲労は軽減されました)。

最後に

 今回の経験は,一度社会に出た身として,仕事を含めて今後の活動で有用になる経験だと思い記載しました。精神的にネガティブになればできない理由ばかり考えて何もできない,考えるべきことは「どうすれば現状を変えられるのか」という前向きな精神的なスタンスだと改めて感じさせられました。

 インカレ出場は,正直なところ,いまの私にとってとても大きな壁です。高校を卒業して10年間,ほぼ運動していないブランクがあり,年齢も他の人よりも10歳ほど年上です。しかしながら,変えられないものよりも今変えられることに力を注いでいきたいと思っています。日々どのように練習に取り組めばよいか,またどのように日常生活を行えばインカレに出場できるのか?ブランクや年齢を言い訳にせず,インカレ出場に向けて前向きに取り組んでいきたいと思います。

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