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乳がん検診で引っかかったら確認して!“乳がんと間違われやすい” 6つの病気

乳がん検診で要精密検査となり、詳しく検査すると「実は乳がんではなく違う病気だった」というケースがあります。それらの病気は乳がんに共通する症状を持っているため、乳がんと間違われやすいのです。

そこで今回は「乳がんに間違われやすい6つの病気」について紹介します。乳がん検診に引っかかった方は、この記事を一度参考にしていただき、乳がん以外の病気の可能性も把握しておきましょう。

乳腺症

乳腺症は、乳がん検診にて乳腺にしこりや石灰化が見つかり要精密検査となった場合、再検査を行った診断結果として一番多い病気です。40歳代に主に発症します。

乳腺嚢胞

乳腺症の種類の一つであり、乳管の中に液体が溜まり、袋のような状態になる症状です。袋は数ミリから5-6cmになるものもあります。そもそも嚢胞とは、内側に液体成分が溜まった袋状のもので、腎臓やすい臓など体内のさまざまな場所に生じます。乳腺で発見された場合、乳腺嚢胞と診断されます。

乳腺炎

乳腺炎は主に授乳期に発症します。出産後、乳腺に母乳が滞ったり、乳首から乳腺に細菌が侵入したりすることで、乳房に炎症が起きます。乳房が赤く腫れ、痛みや高熱が出ます。

線維腺腫

15~30歳位の若い人に多い、良性の乳腺の腫瘍です。硬くて丸く弾力性があるしこりで、触るとよく動き痛みがないのが特徴です。しこりは通常小さいものが多く、2cm以上になることはあまりないため、治療は必要ありません。しかし、急にしこりが大きくなることがまれにあり、この場合は手術を行うこともありますので、経過観察が必要です。

葉状腫瘍

線維腺腫とよく似ている病気で、葉状腫瘍は急速にしこりが大きくなるのが特徴です。ジャガイモのようなデコボコした形状で、少し弾力があるしこりができます。線維腺腫が通常2~3cmの大きさで増殖が止まる一方で、葉状腫瘍は短期間のうちに10cmを超える大きな腫瘍に成長します。

乳管内乳頭腫

乳管内乳頭腫は、乳頭近くの乳管内に発生する、いぼに似たしこりのことを指します。

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