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物の持つオーラ
普段、建築家をしていて建物を創っているが、その建築空間を彩るプロダクト等の" ものづくり "にも力をいれている。多くの1流の職人様たちと協力してものをつくるのだが、ある職人様と” 物の持つオーラ “についての話となった。
ものを機械で大量生産できる時代が当たり前となったが、今でも人の手でものをつくることは多々ある。機械でつくったとしても、それを動かすのは人であり、やはりものづくりの根底には人の手=技術にかかるところが大きい。
見ただけで” これは違う “とか” 何か他と違う “といった感覚を誰しも抱いたことはあるだろう。
ものづくりにおいても同じで、特につくりこまれたものにそのような感情を抱くことが多い。名工と呼ばれる1流の職人様とものづくりをしていると、よりその感情を抱くことが増えてきた。その” 何か ”はものをつくる人が本気で、真剣に、一生懸命につくることで、” 物に宿るオーラ “なのだと感じる。
しかし、ある職人様に言われた言葉が大変印象に残っている。
「ものをつくるのは人だけれど、その人がいくら素晴らしい技術を持っていても、精神的に落ち込んでいたり、体調が思わしくなかったり、病気や怪我をしている時には、作品に大きく影響を及ぼす」と。
これは、ものをつくる人の心技体が大変重要だということである。
やはり、” 物の持つオーラ “を醸し出せるのは、改めて" 人 "次第であると確信した。
私の制作したプロダクト
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私の制作したプロダクトを詳しく観たい方は、こちらからアクセスください。
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