藤致滋 / 建築家

株式会社 藤致滋建築設計 代表取締役。建築の持つ力で、人や社会を豊かにする。https://munejitoh.com/

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最近の記事

干支·五黄の寅

皆様、自分の干支の特徴はご存知でしょうか?   数年前に、ある方から「あなたは" 五黄の寅 "では?」と言われて、初めて自分自身が" 五黄(ごおう)の寅 "という干支であることを知った。それまで、自分が寅年生まれであることは知っていたが、" 五黄の寅 "は一般的な寅年とどのように違うのかという疑問を持ち、調べてみた。 ” 九星気学の五黄土星 “と” 干支である十二支の寅年 “が重なり合う36年に1度訪れ、非常に強い運勢をもつと言われている。年でいうと、1914年(大正3年)

    • Bankers Lamp

      私が大学生の時から15年以上も集め続けているものをご紹介いたします。   1900年代初頭にアメリカやヨーロッパにて銀行や図書館等で用いられていたAntique Lampの" Bankers Lamp "。現在でも当時のものを模してつくられているようだが、Antiqueならではの美しい佇まいに長年魅了されてきた。 私を惹きつける理由として、 1つ目は、緻密につくりこまれた意匠性。 2つ目に、人の心理学を基につくられた機能性。   【 緻密につくりこまれた意匠性 】 現代で

      • 物の持つオーラ

        普段、建築家をしていて建物を創っているが、その建築空間を彩るプロダクト等の" ものづくり "にも力をいれている。多くの1流の職人様たちと協力してものをつくるのだが、ある職人様と” 物の持つオーラ “についての話となった。 ものを機械で大量生産できる時代が当たり前となったが、今でも人の手でものをつくることは多々ある。機械でつくったとしても、それを動かすのは人であり、やはりものづくりの根底には人の手=技術にかかるところが大きい。 見ただけで” これは違う “とか” 何か他と違