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詩人むねさんの世界

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私の詩達。どうぞご覧あれ。
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#虫

《詩》飛び立つ虻(あぶ)

《詩》飛び立つ虻(あぶ)

路頭に迷う

自信をなくした私を他所に
勢いまかせに勇ましく飛び立ちました
ちいさな羽音きこえて勇者へ拍手をおくる

虹の彼方へ

レッツだゴー

《詩》本に住みつく蟲

《詩》本に住みつく蟲

書を歩く蟲と
同じ思考の私がいる
人間の私はせわしい
生きてください そう伝えて
つよく息をふきかけた
微塵な虫はいなくなった
棲み家は書物に還る風情

《詩》問う!ムカデの存在意義とは?

《詩》問う!ムカデの存在意義とは?

不気味で痛くて百の足
うねうねうねうね
うね、うねね。
四面楚歌かな
否!あなたも仲間だ!

《詩》綿菓子の詩(うた)

《詩》綿菓子の詩(うた)

大量の蜘蛛の糸にまとわりつかれた私
真っ白 粘着感少々 柔らかさ少々
あっ!とひらめいたよ
そんなお菓子をつくっちゃおう

《詩》小さな蜥蜴(トカゲ)

《詩》小さな蜥蜴(トカゲ)

あなたを見る私は涙が溢れてやまない
小さい体を煌びやかに魅せて
尾っぽ 鱗光 紫 脳の 地震
私はやっぱり涙があふれでる

あなたを食べてしまおうか
体の一部にしてしまおうか
そのまま愛してしまおうか
私にあなたの美をおくれよ

《詩》みのむしの詩(うた)

《詩》みのむしの詩(うた)

風に煽られ蓑虫は
ゆらゆらぶらぶら
この憂いなる心情をよそに
ぶらんゆらんぶらんゆらん
遊園地 観覧車 私は とても こわい

《詩》行手をはばまれて

《詩》行手をはばまれて

行手をはばまれて

巣の先は異次元
ゆくならご自由に
トンボ舞う
蜘蛛の家は凛とする

《詩》小さな子蠅

《詩》小さな子蠅

小さな小蠅

私の腕にとまる子は
小さくてちいさくて
ずっとキョロキョロ
大きくなあれおおきくなあれ
そんなおまじないをかけてみる 

ぴよさんに詩を朗読していただいてます🐣🎶

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詩集「詩人むねさんの世界」
どうぞよろしくお願いします📝

《詩》オレンジ色の蝶

《詩》オレンジ色の蝶

オレンジ色の蝶

ふらふら漂うてきた
あなたは羽をパタパタと
とても気分がよろしいようで
なによりでございます

ぴよさんに詩を朗読していただいてます🐣🎶

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詩集「詩人むねさんの世界」
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《詩》蛇の癒し

《詩》蛇の癒し

蛇の癒し

大きい蛇に
美しい脳震盪
朝涼み 舌を揺らす
また会えるかな さようなら

ぴよさんに詩を朗読していただいてます🐣🎶

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