詩人むねさんの世界

来る季節に反して
鳴らしてみるが風鈴
音は奏でるただただ凛烈に

殻を捨てたあなた

「カタツムリ→ナメクジ」

真価の象徴

前へ前へ
カミカゼごとく
ぬるりと前進！前進！前進！

渦巻くロールケーキは残骸

もういらないうしろはみるな

もうひとつの目覚め
開かれた目と心
自覚を覚醒
いざゆかん

すべて生きている
死んでも生きてる
深く考えるな
どうせみんな生きている
死んでも生きてる
死んでも生きてるようなもんだ
どうせ死んでも生きてる

天を見上げ涙を呑む
長逝を憶う　真っ直ぐ一文字　
そんなあなたに魅せられました

欺瞞なき時間は寝前に有りて

自覚して絵が頭の中にとびこんできました

くちばしを絹糸でしばられた鳥の絵が...

官能の罠と似通った聖なる日

日本時間は十二月

先刻の夜ばなし

Good Night

お休みあれ

人間達

ひと

人

走る鶺鴒
美貌の羽色は
なんとなくね
幸！幸！幸！　

悪を否定するな
我をも否定するか
ちゃぶ台返せよ
悪よ！蒙を啓け！今すぐ！
柱の陰で盗み見るが善か！
善よ！深呼吸だ！驕慢であるな！
善から手を差し出せ！無条件の愛で！
ふたつながら抱きしめ合う
偽善をちゃぶ台返せよ
宛然なる善悪を知れ！
全てひっくり返せ！
そして、仲良くやれ、我と

言葉の実がみのる
一房、二房、三房と
ことのはの粒はぴっかぴか
私は食す消化を行う
そうする他はないだろう
言葉の房をもぎとろう
吹かれたならば風の色は無色透明
言葉の粒がポトンポトンとトントントン

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