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詩人むねさんの世界

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私の詩達。どうぞご覧あれ。
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2024年4月の記事一覧

《詩》自己洗脳

《詩》自己洗脳

唯一の魔法です
自分を褒め上げよ
高美な存在を認めよ

思ったより良く効く効能

どうか笑われよ
この世は そう!
笑われてなんぼの世界です
どうか笑われよ

其れだけは枯渇しない

あなた方が
他者に振り回されたくなければ
もし嫌気が刺しておられるのならば
洗脳してみてはいかがだろうか?
如何わしい事だとお思いか?
強がりだと思うか?

「あなたは大した者だ!」

どうか無償の愛を自分へ

今す

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《詩》圏外にて

《詩》圏外にて

離脱できるか
課してみる
倒錯を知り
徒然草を読み
わたしの中の圏外区域
手探りで
盲目的に
慣れの果てはマゾヒスト
対極をのぞき見
山から海へと
わたしは移民族
ゲルはお守り
夢にみるモンゴル草原

「おうい、そこにかぜはあるか?」

どれだけ離脱できるか 課してみる

《詩》笑い蟹

《詩》笑い蟹

何処からか
眼線を感じた
カニが笑ってた
永遠と笑ってた
それにて
つられ笑むがわたし

《詩》広辞苑を燃やせ

《詩》広辞苑を燃やせ

溢れる文字は洪水
前衛的覚悟に
目覚めの時期

目覚まし時計が欲しい
と言った息子は
すこしわらってた

《詩》金銭的言語

《詩》金銭的言語

お金を拾った瞬間
それによく似たカンカク
律動する字、型、像、彩、香
ボヤりと浮いてひらめいた言五口
コトバはファッションです
ご試着どうでしょうか?

《詩》ナビゲーター

《詩》ナビゲーター

夜道、道に迷いました
「Uターンです」無視した

三匹バンビ、跳ねるカエル
イノシシ勇猛心たちむかった

猫背の私、欠伸して涙、ゆーたーん。

《詩》耶馬溪に桜

《詩》耶馬溪に桜

車内に金切り声
旧友がよく聴いていた
22時の5Minutes Alone

ランドクルーザーの震動に
パンテラのDISCに
疲れた身体と拡張した意識
大粒の雨に似る桜花道乱舞
耳元で絶叫 凶悪な声帯

ヤバい、耶馬溪、なにが?

70系と2匹の鹿
自販機しろくひかり
邪魔する雑なワイパー音
散乱する水たまり

夜道、私は道に迷いました

《詩》鳥

《詩》鳥

鳴いておられます
ぎゅぃぎゅぃぴいきゅう
そのように鳴いておられる

《詩》私の人生あいきゃんすとっぷ

《詩》私の人生あいきゃんすとっぷ

私の人生にブレーキはないのだろう
私の人生にブレーキもほしいのだけど
それでも走るよ止まる事なく走るよ
あなたは人生を選ぶ権利があるんだよ
弱い声のガヤは置いていく。いきなさい。

サイレンススズカは言う
 速い者に駆け引きはいらない
 走っていいよ 走っていいから
ランナーは私自身 爆発的な風に吹かれ
ファミスタピノが如く憧れそして魅せられて