見出し画像

抗精神薬とは?

皆様おはようございます。


先日、相模鉄道本線瀬谷駅にて女子高生が自らの姿を撮影したまま電車に飛び込むという事件が発生しました。

その方のツイッターも見てきましたが、相当な状況だったようです。

・多量の抗精神薬の服用

・劣悪な家庭環境(特に父親)

・劣悪な学校環境

つらくてあまり見れませんでしたが、ぱっと目についたのは以上の3項目に関して。

旅行記とは違いますが個人的に衝撃を受けたので、自らの体験も交えて色々書いてゆきます。


さて、まずは抗精神薬の服用についてです。

以前に躁鬱や統合失調症と診断された女性とお話したりお付き合いした事がありますが、単純に言えば薬を飲んでも何も変わらない・・・

いや、常習性が高まるという点では悪くなっていると思います。

例にして記憶の範囲で書きますが、SSRI系向精神薬においては心の安定という面では有用でもそれを上回る数の副作用があり、その副作用のが顕著に表れやすい状況を見てきました。

確か副作用は希死願望、気力の減退、性欲の減退など。

躁鬱の方の場合、話す度に「人が変わる」事が多々あり、普通の状態を探して話すのがとても難しい状況でした。

統合失調症の方は普段よくても下手喧嘩したりすると、短絡的にリストカットに走るなどネガティブな面が多くあらわれていました。SSRI系副作用の特徴です。

ホント薬の有効な時間は数時間だけ・・・

人により心療内科等を受診し信頼されている方もいらっしゃると思います。その方からすれば「何を批判的に」と思われるかもしれません。

私もうつ状態に陥った時がありましたが、薬の常習性を理解していたので「自力」でここまで這い上がってきました。

だからこそ言います、これから精神科や心療内科を受診しようとされている方に

「受診してカウンセリングを受けるのは結構、だが薬は飲むな」と


私達人間は弱い生き物です、チョットした事で心も折れます。

そんな時に話を聞いてくれる人が欲しくなるのは当然です。

だけど、薬は話を聞いてくれません。それでも飲みますか?


私は飲みませんでした、病院にも行きませんでした。

その当時は前職のハイヤー会社に勤務していましたが、オーナー企業の新免事業者で通常のハイヤー・タクシー会社の常識が通用しない会社。

1週間ごとの日勤・夜勤の切り替えに加え必要経費は自分持ち、社長の機嫌次第では同じ売上額でも罵倒される事など日常でしたし、運行記録計のすり替えで他人が乗務した事にして1日16時間乗務もありました。

休みの日は翌日仕事予定があると睡眠中でも電話が鳴り、出られずに起きてからコールバックした際の相手方の第一声は

「てめぇ!何で電話でねーんだよ!おめー仕事舐めてんのか?俺らが仕事くれてやってんだから出ろよ!」

でした。これ、全然盛ってませんよ?横浜にある高級車メインの会社の実情がこれです。


さて、こんな状況だから家に帰れば安心できるかと思いきや・・・


朝、娘が幼稚園に行く時妻は起きません。

家事もしません。すっと寝てます。

本人は「生理痛がひどいんだから!」とか言いますけど、当日深夜4時までモンハンやってましたけどね。


だから休みも勤務日も娘の幼稚園送りはほぼ私の日課になっていました。

朝起きて、娘送ってまた寝て10時に間に合うように起きて、休日はそれに加えて家事やって娘の面倒見て。

はい、その間の妻は「寝てるか遊びに行ってるか」でした。

本人が言うには「毎日子供と一緒なんだから週一くらい自由にさせて!」

と言いますから、それならと自由にさせたらその日は午前様のお帰りになる事必至。


そして忘れもしない平成24年12月の深夜3時・・・

家に帰ると内鍵がかかっていました。寒いので「開けろ!」と騒ぐと変な答えが返ってきます。

「開け方わかんないのよー」


・・・いや、住み始めて数年のアパートで内鍵解除の仕方がわからないなんて無いですよね?


それから15分、ようやく開錠。


家に入ると何かがおかしな気がします・・・女のカンは鋭いって言いますが、男のにも鋭いカンがあります。それでなんか変だと思ったのです。

で、家に入って寝室布団には娘が寝ていました。

そして、その布団の横には男物の財布が落ちていました。

「あれ?何この財布?」と妻に聞くとすかさず奪い取り

「今日ね、ショッピングモールで見つけて持ってきちゃった・・・届けようとしてたんだけど・・・」と変な返事。

その時は眠かったのもあり、そのまま寝ましたが翌日・・・

納得がいかずに家の中を調べました。

すると、ベランダの手すりに見慣れない手形があります。自分のかと思い合わせてみましたが全然合わない・・・そう、私自身は手が女性並みに華奢なので、一般的な男性の手には合わないのです。

画像1

↑ね?小さめでしょ(笑)


さて、いくつかの「証拠」が上がったところで妻を問い詰めますと

「酔いすぎて家まで送ってもらったから上げた。あなたが帰って来た時にはちあわせするとケンカになるから先に逃がした」と言われました。

私、平和主義者です。

父がDVしてましたからまず人に手を上げません。

まあ、こんな「言い訳」をされて当時は信じましたが、不倫発覚し離婚した今となっての答えはこうなります。

「酔っぱらって義母に預けていた娘を迎えに行った後に男と家に帰ってきた。その勢いで何となくやっちゃった時に帰ってきてしまったけど、内鍵かけてたからセーフ。知らんふりすれば誤魔化せるから大丈夫だし」

そう思う理由は「男の財布」

普通男性の方はズボンのポケットに財布を入れます。

もし何かあって脱がなきゃいけない時は財布が引っ掛かります、もしくは張りをなくしたズボンのポケットから財布はスルリと落ちてしまいます。

落ちた財布は緊急事態にいちいち気にしていられるほど大きなものではありません。

つまり、財布が落ちていた=脱いだ

大人の男女が二人、おままごとなんかしません。

それなのにズボンを脱いだって事はやったんです。

だからこそ慌ててベランダから逃げなきゃいけないし、時間稼ぐために

「開け方わかんない!」なんて意味不明な事を言わなければならなかったのです。

さて、こんな事がありました。仕事場にも家にも居場所が無い・・・

そんな時期が数年続いた時、タクシー乗務中には

「あー、私は死んだ方がいいんだろうか?」と考え町を流したり

ハイヤーで成田ピックアップのお客様乗車中に東関道から居眠り、首都高を抜けて大師料金所まで150mくらいの所で運転席直前には料金所ブースが見えました。

つまり、そのまま走行すれば衝突します。

いくらその時乗っていたヴェルファイアが安全な構造でも運転席のみブースに衝突したらただでは済みません。前面全部が衝突するフルラップならまだ救いはあっても、運転席側だけのオフセットに近い形でブースに向かっていました。

わずかな時間ですがその時は長く感じました。だから

「あー、このままぶつかって死ねば楽になれるかも・・・」等考えましたが、その直後に「後席にはお客様がいる!この方が亡くなられる様な事があれば自分だけでは済まない!海の向こうにいるご家族まで悲しませてしまう!避けなければ!」

と、最終的には回避し無事料金所を通過できました。

まあ、その間お客様は爆睡中でしたけどね(笑)


その後、休日のある時に娘と過ごし、相変わらず妻は飲み歩いている時に限界が来ました。娘を寝かしつける時に娘の前で泣いたのです。

「娘ちゃん・・ごめん・・・パパつらい・・・会社も居場所ないし、家に帰ってきてもママいないし・・・ホントつらいよ」って


そしたら当時3歳の娘は私に言いました。


「だいじょーぶ、ぱぱのそばにはわたしがいるからなかないで?ずーっといっしょにいてあげるからげんきだして?」


皆様は信じられるでしょうか?わずか3歳の娘が私を励ましてくれました。


小さな手を思いっきり伸ばして私を抱き寄せて頭をなでてくれました。


今でも思い出すと泣けてきます。本来は妻の役目まで幼い娘が担ってくれました。


それからです、いつも死を考えていた私がそこから脱して、仕事場も変える事でうつ状態から抜け出したのは。


当然病院には行きませんでした。娘のたった一言が私を奮い立たせてくれました。


まあ、結局不倫がわかって離婚はしましたが・・・その時の娘は9歳になっており大方の事情も察してくれましたので、離れた家族になっても毎月娘とは会いますし、何かあればすぐに助けに行ける体制はあります。


色々とごちゃごちゃになってしまいましたが・・・

「薬を飲むな」というのは依存性の問題を私は危惧しています。

今回の女子高生もオーバードース(薬の過剰服用)と取れるような画像が散見されます。環境が変わらなくても薬の服用さえなければ今回の様な事にはならなかったのではないかと思ってしまいました。


私は皆さんにお伝えしたい。

例え周りの全ての人があなたを必要としなくてもあなたは生きています。

あなたの体はあなたの意志に関係なく「生きよう」としています。

それは

あなたの為にあなたの体が「生きよう」としているのです。

そんなあなた自身をあなたが大切にしてあげてください。


まずあなたをあなたが大切にしなくて誰が大切にしてくれるでしょうか?


今ここに生きる私たちの祖先は縄文・平安・江戸から昭和・平成・令和まで過酷な競争を生き残った者の遺伝子があるのです。


それを今生きる私たちが無くしてしまってはならない。


環境がつらければ変えることができる

仕事がつらいなら転職すればいい、最悪生活保護もある

学校がつらい時は休んじゃえばいい義務教育は必ず卒業できる

それから大学行きたきゃ大検とかもある

家庭がつらければ、親があてにならなければ児相でも警察にでもかけこめばいい


いくらだって手がある


今を生き残れば必ず昔話と笑える時が来る


私も今はそうです、つらかった幼少時代も過酷な前職も離婚劇も

いまは笑い話として話せます


それは今ここに私が生きているから


私には親も家族もいない、遠くに娘が一人だけ


誰の為でもありません、自分自身の心臓が今日も生きるために動いているから、そのために私はまたこの先も自然に命が尽きる時まで生きてゆきます。


皆様のつらい時も早く過去の話になりますように。

そして、悲しみやつらさを知ったあなたは


今よりも優しく大きな人間になっています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?