グアテマラ訪問記⑧ / 7日目 - 織物市場とグアテマラで感じたこと -
1. いざ織物市場へ
最終日は朝にスペイン語の恩師と面談し、その後、空港行きの乗合タクシー(シャトル) の時間まで少し時間があったので、急遽 San Antonio Aguas calientes (サンアントニオ・アグアスカリエンテス) という織物で有名な地域に行ってきました。
San Antonio Aguas calientes は非常に小さな街ですが、街の一角にはMercado de las Artesanías (手工芸品市場) との織物の市場があり、ここを覗いてみました。見るだけでも楽しい市場です。
市場は職人も店員もすべてマヤの女性で、どの方も商魂たくましく値段交渉は必須です。ただし、2倍も3倍もふっかけてくるわけではないのですし、しつこくもないので、あまりタフに交渉する必要はありません。むしろ、小物入れなど一部の手作り商品に関しては「こんなに安くていいの？」と思うこともありました。
市場を一周して、気に入ったアイテムを見つけた後、各店で交渉しました。普段使いできそうなポーチやランチョンマット、ナプキンを購入しましたが、どれも気に入っています。特にランチョンマットは、どんな食器を置いても映えるので、食卓を彩るのに一役買っています。
織物を購入した後、アンティグア市内に戻り、最後におしゃれカフェに再訪しコーヒーを飲んでから、グアテマラシティに戻りました。
復路では運転手の運転が非常に荒く、急ブレーキが何度もかかり気分が悪くなりましたが、事前に酔い止めを飲んでいたので助かりました。グアテマラに行かれる際は酔い止め持参推奨です。
空港近くのホテルにチェックインし、翌朝5時の便で25時間のフライトを経て帰国しました。帰国時には荷物も無事に届いており、安心しました！
2. 今回のグアテマラ訪問で感じたこと
2-1. 外国人扱いされない
まず、人々が本当に優しかったです。ラテンの陽気さを持ちながらも、親切な人が多く、不快な思いをすることはほとんどなく、振り返ってみると、とても心地よい滞在でした（ロストバゲージを除いて）。
なぜ心地よさを感じたのかを改めて考えてみると、グアテマラでは私が外国人扱いをされなかったことが大きかったのではないかと思います。今まで訪れて気に入った海外の都市は、多様な人種・民族が存在し、外国人や観光客が特別扱いされない場所が多かったです。
アンティグアに滞在している間、まるで近所に住んでいる人のように接客を受けることが多く、ツーリストだからといって過剰に扱われることもなく、地元に溶け込んでいるような感覚がありました。ここが魅了された理由の一つです（もちろん、スペイン語ができることも影響しているかもしれませんが…）。
2-2. コーヒーのクオリティ
俗っぽいですが、当たり前にコーヒーのレベルが高いです。今回訪問したときにカフェでコーヒー豆を合計 1.5kgs は買いましたが、いずれも日本で買うスペシャリティコーヒーの味に匹敵する、もしくはそれ以上の味でした。値段ももちろん日本で買うより安いですし、おいしいです。コクがあって、ちょっとクリアな感じもありつつ、甘みもあって、、、まるでグアテマラの人々を表しているような体現しているよう。スペイン語の事業が軌道にのれば、いずれコーヒーに関わる事業も起こしてこのおいしさを広めたいな～なんて思うことが多々ありました。是非グアテマラにいかれる際は、お土産にたくさんコーヒー豆買ってくださいね。
2-3. Mundo Contigo 先生との面談
そして最後に、やはりMundo Contigo の先生たちとお会いできた事はとても何も変えがたい嬉しい瞬間でした。Lorena先生、Soledad先生、2人とも初めて会ったのですが、オンラインと実際に会うことでは全くギャップはなかったです。
そもそも私についてきてくれること自体嬉しいですし、立ち上げで苦労が多く迷惑をかけている中でもこうして会う時間を割いてくれて、本当にこの人たちと一緒に仕事ができてよかったし、また私がより頑張って、このお二人に「Mundo Contigo に入ってよかったな!!」 と益々思える瞬間を作らなければいけないと気を引き締める機会にもなりました。「こうすればより生徒の皆さんが喜んでくれるのではないか」と言う意見の出し合いやヒントも得られる機会になったので、今後着実にレッスンに反映していきたいと思います。
以上、お読みいただきありがとうございました。これで今回のグアテマラ訪問期は終わりです。また都度都度スペイン語やラテンに関わる情報アップしていきますので、よろしくお願いいたします◎
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