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休職記録②


こんにちは、
今日はこちらのnoteの続きを書いていこうと思います。


同じ境遇の方がいらっしゃいましたら、お役に立てますと幸いです。

1.休み方がわからない

社内引き継ぎは雑ながら終えたものの、進行中の案件のみ顧客に連絡はしていましたが全てのお客さんにまで担当者変更の連絡ができておらず、休職1日目から手元の社用ケータイが結構鳴るんですw

着信があった旨を、引き継いだ上司にチャットで連絡してわたしの作業は終わりです。
とはいえ、いつなるかわからない電話を手元に置いている状態では正直休めている状態とは思えません。忙しい合間をぬって取得した有給休暇と同じような感じです。

鬱で半年休職した友人は社用ケータイは持たずに休職したそうですが、特急で引き継いだ案件の不明点があれば連絡できるよう、また上司と現状の確認等で連絡が取れるように携帯は手元に置いています。
ここで言う上司とは、休職原因になった上司ではなく
わたしの配属先の拠点長をされていて、普段は県外にある拠点に出勤されており、たまににこちらへ出張で来られる方です。人望もあつく、熱心にされている事業も成績を残しつつ家族も大切にされているので、本当に尊敬しています。

前回のnoteにも書きましたが、本当に休み方がわからないのです。
風邪であれば、薬を飲んでおとなしく寝ていようで治るかもしれませんが今回はそうもいきません。
とりあえず、普段働いていてはできない「好きなだけ寝る」を飽きるまでやろうと思ったわけです。
わたしは寝るのが好きで、ショートスリーパーの対極にいると言ってもいいほど長時間寝ることができちゃいます。
寝る→起きる→ケータイいじる→寝るの繰り返しであっという間に夕方になる。
ご飯を食べていないので、流石にまずいと思ってのそのそお弁当なりを買いに一瞬外出して、食事をとる。
当然寝過ぎているので、世間的に皆さんが寝るような時間に寝れる訳もなく朝の4時くらいまで眠れない、みたいなことが続きあっという間に昼夜逆転の生活に。

仕事をしている時も、忙しくても自炊をして食べたいものを作って食べるのが大好きだったのですが、材料を買いに行く元気もなく、調理する体力もない。
お弁当や、冷凍食品を適当に買って食べる生活が続きます。


2.ちゃんと起きて、ちゃんと食べるのが大切

「食べる」ことに、喜びを見出すことができなくなっていきます。
作って食べるということが好きだったのに、めんどくさい行為に思えてたまらないのです。
作らなくても、食べなくても困るのはわたし一人なわけで
お腹は空くけどそのまま寝ちゃえばいいな。って考えるわけです。一日一食生活で、どんどん痩せていき体力も低下していきます。

カーテンも閉めている時間が長く、起きて行動を始める時間には日が沈んでいました。
休職をきっかけにジムも休会してしまい、運動もほぼすることがなくスマホとYouTubeや Netflixをぼーっとみるだけの日々。

休んでいるはずなのに、疲れがとれない。
それどころかどんどんストレスが溜まっているように感じる。

わたしより先に自律神経失調症になった友人に相談すると、
ちゃんと朝起きて、日光を浴びて3食しっかり食べること
と、アドバイスをくれました。
普通に働いて、生活している方からするとごく普通で当たり前のことでは?と思うかもしれません。
ひとは、ストレスの限界を超えると、このごく普通のことが出来なくなるのです。なぜ出来ないのか本人にも分からないし、出来ないもどかしさを一番感じているのは本人です。


3.ひとりでしずかに休むのが正解とも限らない

あっと言う間に、活力ゼロの生活に転落してしまった私は焦りを感じてどうにか改善せねばと思いました。
誰かと生活して、強制的に同じ生活リズムにすることで生活を立て直そう!と考えて、お付き合いしているひとのおうちに数日泊まらせてもらうことにしました。
お相手は、自律神経失調症になったことも症状もよく知っています。
心配と迷惑をかけて申し訳ないなぁと思いながらも、お相手は料理がほぼできないのでそういった家事系のことをやってくれたらかなり嬉しいよーと言ってくれて、少し心が救われた気がします。

通院などで自宅に帰ることもあり、一週間泊まって数日自宅に帰って〜みたいな生活をしてました。
お相手は平日日中、出勤するので一人になる時間はお掃除したり、スーパーにお買い物をしてご飯を使って待っていたり。

会話ができる相手がいること、
誰かのためにやる事があること、
わたしの料理で喜んでくれるひとがいること、
平日と休日の感覚が戻ること、

これらの有難さを感じる事で、メンタルは一時的ではあるものの安定してきたと思います。
それでもやはり、ずっとこのままじゃいけないし転職活動しないといけない、なんて考え始めてひとりで4時過ぎまで寝れないことも数日ありました。


4.家族に打ち明けるの結構勇気がいる

このままお相手宅に入り浸っているのもなんだか嫌だし、ずっとわたしが居ては一人の時間もなくて息が詰まるのではと思って、実家に泊まろうかと考えました。

しかし、休職中であることは家族の誰にも伝えておらず、平日に帰ってきては不自然ですよね。
じゃあ、普通に休職中だと言えばいいじゃんって感じですよね?ほんと、その通りです。

しかし、わたしは兄弟の中でいちばん活発で陽気なキャラ(自分でいうのキツイですね。)で、たいがいのことは自分で出来るし悩んでいる姿や泣いている姿は誰にも見せたことがなかったのです。
そんなわたしがストレスで休職中だなんて言って、家族に心配かけたくなかったのです。

でも、とりあえず実家に帰ろう!と思って、母に「明日帰る〜」とラインを入れました。
当然「休み?」と返事がきますが、有給と変な嘘をついてしまいます。

3日、4日くらいは泊まるつもりをしていたので、いざ帰ってきたものの2日ほど経っても帰る気配がないわたしも見て「仕事大丈夫なん?」と当然質問が来ますが、「おーん大丈夫。」とか言って誤魔化してました。全然誤魔化せてないですよね。w

これ以上隠すのは無理だと思い、ある日「今休職中〜✌︎」みたいな変なテンションで急に打ち明けました。
最初はびっくりしてましたが、上司のストレスだと軽く説明すると以前からその上司の愚痴をよく聞いてくれていた姉がピーンときた様子で「アイツか!💡」と言いました。
御名答!

事情のわからない母と父に、ざっくり説明したところ「まぁせっかくだし、ゆっくり休めば〜😆」くらいの緩めな返答でした。
根掘り葉掘り聞かれることや、めちゃくちゃ心配されるのが嫌だったので、この返事が来てなんだか安心しました。
寡黙系で、口数も多くない父が想像より味方してくれたので実はちょっと泣きそうでした。

そんなこんなで、自宅(ほぼ居ない)、恋人のお宅、実家の三拠点で今も生活しています。
誰かと一緒に生活することが、今のところ一番メンタルが安定していて、本当の意味で「休む」ことが出来ている時間だと感じます。

わたしはありがたいことに、家族との関係も良好で心配してる恋人もいるのでこのような環境があって、一緒にいることにストレスを感じないのでこの方法が合っていると思いますが、誰しもがそうとは限りません。
ですがもし、頼れる人がいて一緒にいたい人が近くにいるならば頼るべきだと思います。
わたしは現状を打ち明けて、更に楽になりました。

まだまだ、考えごとや心配で一気に心が曇るような感覚がたまにありますが、以前よりかなりマシです。
こんなに快適な環境で過ごしてもそんなにすぐに治るものではないという現実にやはり焦りは感じますが、考え始めるとそれもまたストレスになるので、考えるをやめましょう。

転職の話を書く気だったのに、そこまで至りませんでした。
また次のnoteで、今度こそ書きたいと思います!
それでは今日はここまでにします。

Thank you for reading.
Tom











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