休職記録
こんにちは、
たまにあげるnoteはなんか楽しく生きてそうだなと
思っていただけそうな内容かと思いますが、
実はわたくし休職中でございます。
原因は仕事のストレスです。
詳しくは書きませんが、直属の男性上司が苦手(受け付けない)なタイプでずっと我慢してきていましたが数年かけて溜め込んだストレスで自律神経失調症と診断されました。
四年近く勤めていますが、頼りにしていた女性上司が結婚を機に退職されて3人だった営業が私とその苦手な上司だけの2人になってしまったことがトリガーかと思います。
3人で回していた顧客を2人で背負う、そのためそれまで以上に協力して動いていかなくてはいけない(以前は割と個人プレイな営業スタイルでした)ことへのストレス。
また小さな会社故に部署異動もなく、デスクも隣かせいぜい隣の隣くらいしか距離を取れない。
出来るだけ関わらないようにしてたのですが、それが出来ないことへの絶望。
もともと仕事イヤイヤ人間なのですが、出勤すればまぁやるかーってな感じで切り替えができていたのですが、気づけば行くのも憂鬱でデスクに座っている間も集中がもたなくなってきていました。
それでも土日、友人とバイクに乗ったり飲みに行ったりしている時は普通に楽しい時間を過ごせたり、「死にたい」と思ったりすることは全くありませんでした。
ですので、これは仕事がサボりたいあまり体が拒否反応を起こしてるだけなのか?とか、好きなことは出来るってサボってるだけじゃん〜とか、切り替えが上手くできないだけでちょっと休めばまたもとに戻るかー、くらいで考えていました。
その思いとは裏腹に次第に体調はどんどん悪くなり、起きた時からずっと頭が痛いのが数週間続き、頭痛薬も効かなくなってきました。
デスクに連続して座っていられるのは、30分が限界、
めまいがずっと続き、稀に吐き気もするように。
息が詰まって、なんだかずっと苦しい。
あれだけ待ち侘びていた金曜日の夜に、帰宅して何故だか涙が止まらない。夜も眠れなくなり、急に涙が出たりする夜を過ごしていました。
これは、何かがおかしい。
うつ病になった友人に軽く現状を相談し、でも楽しく過ごせる時間もあることも話しました。すると、すぐに心療内科に行けと言ってくれました。
それでも「みんな、それなりに仕事でストレス抱えてるだろうし、完璧な職場なんて無いから私が弱いだけか、ちょっと疲れてるだけかもって思う」と、私は返信しました。
すると友人は「気分の上げ下げは波があって、もうちょっと頑張れる気がする時あるでしょ?いけるって思うのも症状の一つだから。潰れきる前に止まれ。」と。
涙が出ました。
メンタルの病気とは程遠いと思い込んでいた私が、まさかこんなことになるなんて。クリニックに行くことに対するハードル意識がかなり高く、通院することに対して消極的だったのですが、その友人が
心療内科は、1人じゃもうどうしようもないくらいしんどくて押しつぶされそうで、今日明日を生きるエネルギーも消えそうな人しかいっちゃいけない場所じゃない。早めに行って力を貸してもらえる場所、だと教えてくれました。
背中を押されて、その後すぐ近所の心療内科へ電話をして予約を取りました。
初診はかなり緊張したのを覚えています。
診察室に入ると、やさしいおじいちゃん先生がやさしくお話を聞いてくださいました。
現状をつらつらと話している最中から涙が止まらなくなりました。初対面の方の前で涙を見せることがあるなんて思いもしなかったです。
話終わったところで、
「よく頑張って(病院に)来てくれたと思います。
うまいこと早めに病院にかかってきてくれて、よかったです。
ありがとうね。」と。
こうなった原因は明らかなので、その原因から離れてしばらくしっかり休むことが大切だと仰り、職場環境上そういった配慮ができないようなので休職を勧められました。
その場で自律神経失調症という病名で診断書を書いてくだいました。
精神的な不安を取り除くようなお薬には頼らず、諸症状に効く漢方薬と静養で様子を見ようということになりました。
上長にその旨を伝え、バタバタと数日で引き継ぎを行い、その一週間後には休職開始という流れになりました。
休職期間に入る時は、まあ一ヶ月も休んだら戻ってこれるだろうーなんて軽く考えていました。
心の疲れに対する向き合い方を知らなかった私は、休職して現在二ヶ月半になります。
休職といっても、毎日寝たきりではなくたまには友人と遊んだり実家に帰ったり、楽しい時間はしっかりとその幸せを感じることができます。
まだ、なかなか寝れない症状や不安感に押しつぶされそうになって顔が笑わなくなる瞬間があったり、常に考え事をして思い悩むような心の沈みはあります。
部屋でじっとしていたら治る〜なんて思っていた私を殴ってやりたいです。
先程も書きましたが、私には無縁のものと思っていました。仕事へのやる気に波があるように、体調の変化も気分的なものかと思っていました。
でも、ある瞬間から「これはおかしい。異常だ。」と自分が出すSOSに気づくことが出来てよかったと思います。
体は正直だなと思いました。
みなさんも、自分の発するSOSには気づいてほしいと思います。
心の病はお金も心も消費していきます、早めに立ち止まる勇気を持って欲しいです。
そんなこんなで、一ヶ月弱ダラダラと過ごしてみた私はなんと転職活動を始めたのですが、その話は次回書きたいと思います。
今日はちょっとしんどいお話になってしまいましたが、こんな人もいるんだって思ってもらえる程度で結構ですが、どこかの誰かのお役に立てればと思って書いてみました。
それではまた。
Thank you for reading.
Tom
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