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とっさのひとこと英会話ってむずかしい

パン屋さんにて

先日、日系のパン屋さんに行ったんです。
海外生活を送る子持ちにとって、カレーパンやメロンパンが買えるパン屋さんは貴重な存在。おやつに買っておくと、子どもたちも喜びます。

お店につくと、目当てのメロンパンは残念ながら売り切れ。
カレーパンとクリームパンをお願いして、お店の人(日本人)が包んでくれるのを待っていました。
ほどなくして、ローカルの男性が2人入店してきました。私たちのほかにお客さんはいません。

彼らがパンを眺めている間、私はお店に置いてあったチラシを手に取りました。

そのチラシは、日系のお寿司屋さんのもので、私はそのお店のお寿司を何度もリピートしていて大好きだったので、目の前のこのローカルの人たちにもぜひこの寿司を食べてもらいたいなあと思いつつ、チラシをながめていました。

すると、私の行動が目に入ったと思われるローカルの一人が、チラシを手に取りました。(店内は狭い)

とっさのひとこと英会話、チャンス到来。

言ってやれ、私

ここのパン屋さんはもちろん、そのお寿司やさんもすっごくおいしいですよ。私大好きなんです。とってもおすすめですよ! 

とかなんとか、ほらほら、私!

初対面同士で小粋なトークが始まるシーン、よく海外映画やドラマであるじゃないですか。海外特有のお気楽なトーク場面。あれにもってこいのシチュエーションだと思ったんです。

英語でとっさのひとことがでてこない理由は?

私、、、一言も発せられませんでしたヽ(TДT)ノ

なぜか?

勇気が出なかった。
声が出なかった。
タイミングがつかめなかった。

文言はでてくるのです、This Sushi shop is very nice とか I can highly recommend とか、中学生英語でも適当でも、言えば通じるであろうとわかってはいるのですが…。

そうこうするうちにパンが包み終わったので、笑顔でパンを受け取り、お店を出ました。心の中は土砂降りです。4年も海外生活していてこのザマです。

映画のワンシーンに夢を見すぎだろう。たとえ日本で同じようなシーンになったとしても同じことができるのかっていう話でもあります。

でも、いざというときにこんな感じで引いちゃうことって私けっこうあるんですよね。

もともと弁が立つ人、おしゃべり好きな人って、語学の上達が早いなあと思います。人に向けて言葉を発することに抵抗がない。先々のことまで心配しない。考えるより先に口が動いてる。気が強い。

そんな人は、たとえ英語力がほとんどなくでも、人に道を聞いたり、メニューについて質問したり、知っている単語と身振り手振りでとにかく自らどんどん話しかけます。英語が流暢な友達が隣にいても、お任せせずにガンガン行くんですよね。

職業で言うと、対人のお仕事をしていた人が多い印象。特に元看護師さんが最強な気がする(個人の感想です)。

日本で育児してきた中で、ママ友やご近所のおばさま方に鍛えられ、日本語でのコミュ力だったらそれなりにあると思うのだけど、それは必要にせまられて後天的に身につけたスキル。

ということは、英語も同じで、学習して後からスキルを身につけることはできるということでもありますよね?

私の場合はまず頭の中でぐるぐる回る日本語を口に出して、独り言を言う練習からするべきか?

学び直し(リスキリング)の課題

そんなわけで、

  • 英語でのコミュ力をスキルとして習得するために、インプット&アウトプットする機会をなんとかして作る

  • 瞬発力や行動力や胆力や朗らかさ、そういうのを意識して動く

  • 英語学習は続ける(英検準一級取得に向けて)

  • 思うことを日本語でパッと口に出す練習(どんなだ…)

これらを学び直しの課題にしたいと思います。

これって学び直しとは言わないかな。
環境設定とマインドセットの学び直しということにさせてもらおう。

【本日のご自愛ワード】
1. 初対面で小粋なトークが始まる海外映画のワンシーンに夢を見すぎない。
2.理想どおりに行かない日もある。
3.日本のパンは世界の宝。子どもの喜ぶことした私はえらい。

↑ポジティブに生きる習慣づけのために、教訓的なものを書くことにしました。ネガティブ思考・ポジティブ思考についてもいつか書きたいと思ってます。

それではまた!