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#3 そういえばAI作ろうと思ったきっかけの話してない

文系ど素人が、独学でAIを作れるか試す企画。
今回は、いつもの記録メモわいわいというよりは、やっぱきっかけって忘れちゃいけないよなと言うところで、始まったばかりの今、はやくも初心に帰ろうって話だ。

まだまだ楽しいだけで進むことができている、PythonとAIの勉強。
これからどんな壁が立ちはだかってもいいように、どうして何にもわからんのにAI作ろうなんて考えたのかメモしとこ。

ちなみに何って?
本当に、ほんっとうにさかのぼっていくと動機はこれだ。

意識が飛んだときに起こしてくれるスマートウォッチが欲しい。


記録している人

はるまき
・HTMLをかじって古のサイトを作った経験はあるという程度。
・機械生命体を推しがち。
・ナルコレプシーⅡ型なので、めちゃくちゃ寝る。

記録開始日

開始日:2023.9.10
総勉強時間:Python→約28時間 AI関連→約30時間
日数だとよくわからなくなってきたので、時間に換算し直した。
G検定を受けるつもりはないけれど買ったら、めちゃくちゃ基礎がわかりやすい。おすすめ。
Pythonで基礎数学は実装できるようになった。


私はナルコレプシーⅡ型

動機の話をするんじゃないのか、と思っただろうけれど、これが動機の根本的なもの。
ナルコレプシーは、簡単に言うと気がついたら寝てる病気。居眠り病ともいうけれど、本人は寝てることにさえ気がつかないんだから皮肉なもんだ。
こちとら半ば気を失っているのに周りには寝てるとしか思われないから、印象は最悪。
もう、普段からある程度キャラづくりして寝ても許されるようなポジションとっとかないと、場合によってはメンタルやられる。

詳しい症状を語ると長くなるので控えるが、とにかく、気がついたら意識をかっさらってく睡魔を退散させる術が欲しい。
自己解決できる形で。

そこで――病歴長いのに今さらだが――スマートウォッチに目をつけた。
というか心に余裕ができたので、対策を何かものに頼るっていう発想にたどり着けたという感じ。
睡眠を感知して起こしてくれるのがあれば、症状に対抗できるのでは……?

探した。
なかった。
昔、クラウドファンディングであったみたいだけれど、今は売られているのかよくわからなかった。

なんかこういうの、作れんかな。
ぼんやり思って、ここでは思うだけだった。

趣味が消えた

なんだかさっきから病み深めの話だなあと思いつつ。
ちょうど、今年の8月後半。スマートウォッチ事件(?)から二週間くらい経った頃。

本当にしたいことがねえ~~~!

ある瞬間で、私のもともとの趣味が下火になった。
それは生活のかなりを支配していたから、思考のほとんどもそちらに向けられていたのだけれど。
その界隈の人たちが聞いたら激怒するだろう結論が私の中で根づいたとき、潮時だと悟った。
実は大学もその関連のところで、潮時に気がついたのは大学三年生の11月だった。それでもその後何年か続けてみたのは、手放すのが怖かったんだろうなあと思う。知らんけど。

で、完全に手放したのは今年の5月。
新しい趣味を探すために、奔走した。いろいろやってみた。

そして、8月。
やりたいことがありません。

アホなんか?
世界にはこんなにものとコンテンツがあるってのによお!
贅沢なやつめ!!!

自分を恨みながらも、たぶん、ネット検索をしていた(曖昧)
そしてAIを作れることを知った。Pythonで。

そりゃあ、普通に考えたら誰かが作っているに違いないのだけれど、私はびっくりしてしまって、同時にきらめいた。

これだ!!!!!!!!

自分の"欲しい"が作れればいい

もともとの趣味で、私は知識のないままにAIについて書いていた。
もともとの趣味の中でさえ、私の出発点はAIや機械生命体だったなんて、運命はずいぶんと前から決まっていたのだろうけれど、ずいぶんと遠回りをしてここにたどり着いた。

もともとの趣味では自分のためだったものが、誰かに喜んでもらうためのものになっていた。承認欲求激つよなのは今もだけれど、比にならん感じ。
でも今は、別に役に立たないかもしれないし、なんなら生きてる間に本当に作れるのかなんてわからんよね。
少しずつ勉強はしていて昔よりは賢くなったけれど、自分の作りたいと思っているものが形になるビジョンが今のところ見えない。こうしたいなが増えてるだけだ。

それでも、いいやって思う。
Pythonのコードでエラーが出ても、どこをどう直せばよいのか考えるんが楽しい。
AI関連の論文を原文で読むのに、ただでさえリーディングが弱いのに専門用語が出てきて苦戦するけれど、調べるのが楽しい。
新しい知識や、毎日新しい情報が流れてくるけれど、触れるのが楽しい。

自分が考えているものなんていつか誰かが作っちゃうかもしれないけれど、実現できたら、自分がめちゃっくっちゃ最高に楽しいだろうなって、考えられる。

本当は長いこと”趣味”がなかったのかもしれないね。

今は、居眠り感知のスマートウォッチとお話しできるAIロボットを作りたい。
いつできるかわかんないし、そもそも個人でできるのかも知らんけど、やれるところまでやってみる。


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