日々の記憶、18

　今日は午前４時頃眠って、８時半に起きた。精神科の言う「起床」とは、ただ布団で目が覚めることではなく、起き上がり陽を浴びて朝食を摂ることにある。
　その基準に付き合うと、私の起床は午前１０時を回った今ようやく済んだことになる。

　爽やかな朝だぜ。ガスコンロの汚れを幼馴染が置いていったウタマロで掃除し、コーヒーを計量カップに淹れて、２日前に買ったコンビニのパン・オ・ショコラを食べる。３個入りで１つ残っていた。一気に３つは甘すぎる。１つじゃお腹は満たされない。

　Amazonプライムで映画「グランド・ブダペスト・ホテル」を再生する。高校生の時、1人の休日を延々オーシャンズ11.12.13を再生し続けたのを思い出す。「グランド・ブダペスト・ホテル」も3日前に枕元で再生したばかりだ。反復から得られる安心は果たして気休め程度なのか、心の根底に効いていると嬉しいのだけれど。

　パン・オ・ショコラを半分食べたところで、レンジで温めた方が美味しいと思って20秒温めた。温めすぎたみたいだ。600Wは強かったか。

　Kindle Unlimitedでポワロを読み始めた。語り口が独特でスラスラとは読めないが、なぜか凄く楽しんでいる。人が人を慕う気持ちは素晴らしく、慕う大人がいる人はとても幸せだと思う。モナミ！
　電子書籍は読み返しにくいから、細かい流れを忘れてしまう前に読んでしまおう。

　本日の予定は、母に頼まれた豚汁作りと入浴、ワンピースのアニメを見て…ああハマチの刺身が食べたい買いに行こうかな…、夜外へ歩きに行きたい。2日前、近所をぐるぐる歩き回って10キロ達成したのはあまりに退屈で音楽で無理にテンションを上げて疲れてしまったから、浅草方面へでも歩こうか。

　もう３月、ノーブラをコートで誤魔化して外を出歩ける時期はそろそろ終わる。幼馴染の誕生日プレゼントを買いに都内の大きい本屋さんに行きたい。日本橋あたりに素敵な本屋さんないだろうか？