ソファに掛け布団を持ってきた日

　今日は良い天気。家に1人で好きに過ごせるお休み。なのに眠くて動けず、午前中を空く消費した。11時になって、寝ても良いからせめて場所を変えようと、掛け布団とノートと読み途中の小説を持ってリビングへ歩いた。

　母は真面目な人で、毎朝しっかり部屋中のカーテンを開いて出かける。昼前にやっと１日を始めた娘も、母のしっかりのおかげで日差しを浴びることができる。我が家の殺人ソファに掛け布団をセットして、クッションを３つ重ねて枕にする。
　なぜ「殺人ソファ」なのかというと、このニトリで買ったソファは腰を落ち着けた者を軒並み眠らせてきたのからだ。寝る気のなかった者も、たちまち眠りにつかせる。私の友人も、いとこも、家にやってきてソファを勧めて、数十分テレビを見て会話が途切れると寝てしまう。

　母が、その自然なオシャレっぷりを「ニューヨーカーのよう」と評した私と同い年のいとこが、ふと目を覚まして「なるほど、殺人ソファだね」と静かに言ったのをよく覚えている。

　コーヒーを淹れてマグカップいっぱいのカフェオレが飲みたいのに、体が動かない。昨日と変わらずYouTubeで人が生活している動画を見ながらぼうっと、ひたらすらぼうっと…。

　昨日作った豆腐と白菜の中華スープにウェイパーを追加してジャンキーな味付けにし、米を投下して雑炊に。ラーメンどんぶりに雑炊を盛って蓮華でバクバク食べたら、口の中をあちこち火傷した。

　明日は通所だ。今月いっぱいまだ通所する。夜が来て、なんと偉いこと、ジャガイモの２つ皮を剥いて細切りにして、ガレットを作ったのだ！マックを頼むのではなく、自分でじゃがいもと小麦粉を混ぜて塩をたくさん振って、チーズを挟んでお好み焼きみたいに焼いたんだ！

　
　もう１時間早く起きたい。無理にでも、早く寝ついてみようと思う。掛け布団を持って部屋に戻る。今日は小説ほとんど読んでないな。はい、今1ページ進めました。主人公のマブダチが人殺しかもしれないっていうシーンでした。

　安眠祈願。今日はここまで。