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心を鈍感にして挑む



 クイーンの「ブライトン・ロック」の狂ったギターソロに合わせて走った。ジャキジャキしたギター、初めて聴いたのは「ベイビー・ドライバー」という映画の中だ。改めてヘッドフォンで聴くと、カッコよさにノックアウトされる。陶酔状態でウォーキングマシーンのスピードを上げた。この曲が終わるとテンションが一定に戻るので、すぐにスピードを戻す。音楽で得られる陶酔感は長く尾を引かない。だから良い。

 ジムを出て電車で移動。カフェで小説を書きながらnote別のウィンドウでこのnoteを書きつつPCの隣に置いているスマホでタウンワークのアプリを開いている。塾にて、採点及び事務のアルバイト。週2日固定4時間、時給1000円ちょっと。身近過去やっていた人もいるし、週2日4時間なら負担も少ない。懸念点は今私が金髪であることくらい‥‥服装自由ってあるし平気かな。

 不安でしょうがない。去年はお弁当屋さんのバイトに応募して、情報では「週2日からOK」とあったのにあれよあれよと「週3日絶対」になってしまって、後で不安に押しつぶされてぺちゃんこになったまま辞退の連絡をした。その点今回は大丈夫‥‥‥週2日固定だもん‥‥そもそも週2日しか営業していない塾だから絶対に平気‥‥。
 ぺちゃんこになっちゃいないが、少々前頭葉がプレスされるような緊張。最近頭痛が強まって苦しい。頭が痛いと文章が散文になりすぎてしまう。ああ、パスタが食べたい。どっかり茹でて賞味期限の切れたたらこパスタの素を絡めて食べたい。

 改札の内側にあるカフェだったから、改札を出ないまま帰りの電車に乗る。最寄りの改札でつっかかった。あの音に凄くビックリしてしまって、駅員さんに「ちゃんと目的駅で改札通ってくださいね」と怒られている間ずっと理不尽な気持ちだった。バカをやったのはこちらなのに。

 バイト探しを続ける。塾の採点バイトは応募してすぐ「すでに締め切ってます」とメールが返ってきていた。気がついたのはメールが来た次の日だった。今はネットカフェのバイトどうかなと考えている。友人はよく「猫好きなのだから、猫カフェで働いたらどうだ」と言ってくれるが、猫を飼ったことのない人間に務まるだろうか‥‥‥とくねくね遠慮してしまってまだ調べていない。

 仏を胸に宿して、心をぼうっとさせながら求人を見る。スマホだとアプリを閉じてまた開けるとホームに戻ってしまったりと腹が立つからPCで調べよう。社会に参加するのは怖い、だから心をぼうっとさせないととても立ち向かえない。パスタ食っても良いからバイト探し頑張ってください。

 今日はここまで。

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